カメラ機能は、これまでのカラーセンサーとモノクロセンサーのデュアルカメラではなく、トリプルカメラになりました。35mm判換算27mm相当・F1.8のレンズを搭載した4,000万画素カメラ、同80mm・F2.4の中望遠レンズを搭載した800万画素カメラ、同16mm・F2.2の超広角レンズを搭載した2,000万画素カメラという3レンズです。

  • ファーウェイ「Mate 20 Pro」発表会

    四角形で配置された3つのカメラを搭載。左上はフラッシュです

モノクロセンサーは省かれていますが、独カメラメーカー・ライカとの協業は継続しており、画質に関してはライカ認定を得ているといいます。レンズは従来通りライカブランドの「VARIO-SUMMILUX-H 1:1.8-2.4/16-80 ASPH.」となっています。

1/1.7インチの大型センサーや最高ISO102,400の超高感度対応、レンズ前妻帯2.5cmまで近寄れるマクロ機能、手持ちで夜景撮影ができる夜景モード、AIを使うことで被写体を認識して最適な撮影設定を適用したり、主要被写体のメインカラーのみを残してモノクロ化した動画を撮影できたりするなど、充実したカメラ性能を備えます。

  • ファーウェイ「Mate 20 Pro」発表会
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  • 大型センサー搭載。超高感度撮影にも対応します

16mmの超広角カメラや夜景モードといった使いやすいカメラを搭載しており、画質も現時点のスマートフォンカメラではトップクラス。カメラとしても高い満足度が得られそうです。

  • ファーウェイ「Mate 20 Pro」発表会
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  • 超広角で迫力のある夜景撮影が可能

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  • マクロモードはレンズ前2.5cmまで近づける

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    モノクロ撮影しつつ、リアルタイムで被写体のカラーだけを残す機能は、NPUをデュアルで搭載したからこそ

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    インカメラも高画質

ハイパフォーマンスで隙のない端末

SoCはKirin 980を搭載。7nmプロセスのハイエンドチップに加えて、AI用のNPUをデュアルで搭載しており、AI処理も高速化しました。CPU、GPU、NPUをパフォーマンスアップしながら、いずれも省電力性能も向上しており、速くなってもバッテリー消費が抑えられています。

  • ファーウェイ「Mate 20 Pro」発表会
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  • CPU、GPU、NPUがそれぞれ進化し、パフォーマンスの向上と省電力化が実現

バッテリー容量は4,200mAhで、ライバルよりも持続時間が20%以上長く、スマートフォンをよく利用する人の使い方を想定した場合で、10.09時間の駆動時間となったそうです。

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    大容量バッテリーで長時間駆動を実現

カメラに表示したものを認識してテキストを翻訳したり芸術作品を検索したり、商品を検索できるHuawei AI Visionは、グローバル版ではHuawei Hi Visionと呼ばれていますが、国内では商標の関係上、この名前になったようです。カメラで食品の種類と量を認識してカロリーを認識する機能や、カメラでぬいぐるみの3Dモデリングを撮影する機能、Webサイトなどの画像を2本指で押すと、その商品をオンラインストアで検索する機能など、面白い機能も満載です。

  • ファーウェイ「Mate 20 Pro」発表会
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  • AI Visionでリアルタイムで現実を認識したり、カロリーを認識したりできます

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    画面を2本指で押すとその画像の商品を検索してくれる日本ではヤフーショッピングとカカクコムに対応

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    アクセサリーも用意

デュアルSIMで対応バンドも幅広く、ネットワーク面でも充実しており、ハイエンドスマートフォンとして隙のない端末に仕上がっています。

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    Mate 20 Proの主なスペック