UQ mobileから、OPPOの最新ミドルレンジスマートフォン「R17 Neo」が発売された。UQ mobileが初めて取り扱うOPPO製スマートフォンであるとともに、有機ELディスプレイの採用や、日本市場では初となるディスプレイ面に指紋認証機能を埋め込んだ「ディスプレイ指紋認証」機能など、ミドルレンジながら意欲的な製品に仕上がっている。
ボディカラーはブルーとレッドの2色を用意。いずれも本体下部から上部に向かって色合いの明るさが増していくグラデーションカラーを採用。あわせて、非常に強い光沢感や、見る角度によって光沢の具合が変化することで、独特な質感となっている。一括払いでの端末価格は38,988円(税込)だ。
イマドキのスマートフォンでは、低価格モデルでも優れた質感の製品が多いが、このR17 Neoも同様だ。
ボディは金属製のフレーム、ディスプレイ面、背面ともに硬化ガラスを採用し、側面付近にラウンド加工を施した、近年流行のデザイン。フレームとガラスの間には多少の段差を感じるものの、細部の仕上げも申し分なく、3万円台のミドルレンジ機として申し分ない質感だ。なお、ボディはすべすべしていて滑りやすいため、カバーを装着して利用することをおすすめしたい。
R17 Neoの主なスペックは、ページ下の表にまとめた。本体サイズは、大型の6.4型ディスプレイを搭載していることもあって、約158.3×75.5×7.4mmとやや大柄だ。ただ、重さは約156g、実測で160gと、ボディサイズを考えるとなかなかの軽さといえるだろう。
実際に手にしてみても、かなり軽く感じる。特に近年は、スマートフォンの大型化に伴って重量も重くなりつつあり、中には200g前後の製品も増えているが、この軽さによってR17 Neoはなかなか軽快に使えた。
左側面にはSIMカードトレイがあり、nano SIMを2枚と、microSDカードを1枚、同時に搭載できる3スロット仕様となっている。UQ mobileの独占販売ではあるが、SIMロックフリーの端末だ。NTTドコモのSIMを装着してみたが、問題なく利用できた(サポート対象外)。
ポートは、本体底面にmicro USBとオーディオジャックを用意する。防水防塵には非対応で、NFCやおサイフケータイも搭載しない。製品パッケージには、R17 Neo本体とともに、専用ケース、ACアダプター、USBケーブル、ステレオイヤホンが付属する。
■OPPO R17 Neoの主なスペック
- OS:ColorOS 5.2(Android 8.1ベース)
- CPU:Snapdragon 660(2.46GHz駆動コア×4+1.8GHz駆動コア×4+Mali-G72 GPU+NPU)
- 内蔵メモリ:4GB
- ストレージ:128GB
- 外部ストレージ:microSDカード(最大256GB)
- ディスプレイ:6.4インチ 有機ELディスプレイ
- ディスプレイ解像度:2,340×1,080ピクセル
- リアカメラ:1,600万画素/F1.7、200万画素
- フロントカメラ:2,500万画素/F2.0
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth:Bluetooth 5.0
- インタフェース:micro USB、オーディオジャック
- 通信対応バンド:
- - FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
- - TDD-LTE B38/39/40/41
- - WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
- - GSM 850/900/1800/1900MHz
- SIM:nano SIM×2、デュアルLTE/デュアルVoLTE
- 生体認証機能:指紋認証、顔認証
- NFC:非搭載
- サイズ:158.3×75.5×7.4mm
- 重さ:156g
- カラー:ブルー、レッド