eスポーツ会場では、プロゲーマーによるBATTLE FILED Vのエキシビションマッチ、バーチャルキャスト体験会(タッチ&トライ会場)の生中継、そして、ソウルキャリバー 6:9900Kカップの準決勝と決勝戦が行われました。

エキシビションマッチに先立ち、インテル 執行役員 第3営業本部 本部長の藤木貴子氏からイベント紹介がありました。また、インテル パートナー事業本部 技術部 部長の渥美和彦氏は、「Core i9-9900Kで勝つ!君は生き延びることができるか?」という熱いプレゼン。

  • インテルの藤木貴子氏。手に持っているのはCore i9-9900Kではなく、展示用の光るパッケージ

  • インテルの渥美和彦氏。こちらはCore i9-9900Kのパッケージを持っています

渥美氏のプレゼンですが、今回はゲームイベントということで、ゲーム中の描画速度とCPU利用率に絞った内容でした。

BATTLEFIELD V(4K描画)+ 30FPS画面キャプチャの条件では、FPSの落ち込みが少なくCPU利用率にも余力あるのがCore i9-9900K、何とかなるけどCPU利用率が苦しいCore i7-7700K、最新GPUを入れても苦しいCore i7-4770Kという内容でした。

  • 第9世代 Intel Core Desktopのラインナップ。買うなら一番上ということです。秋葉原の店頭ではCore i9-9900Kの在庫が復活したようです

  • 渥美氏のベンチマークは、Core i9-9900K、Core i7-7700K、Core i7-4770Kの比較です

  • テスト対象のCPUと組み合わせるGPUは、NVIDIA GeForce GTX 1080、NVIDIA GeForce RTX 2080の2種類。よって、合計6パターンのテストです(FPSゲームを4K描画という厳しい環境)

  • 単純に表示した場合、BATTLEFILED Vのレイトレーシング機能はオフ。Core i7-7700Kでもそれなりに動きますが、ピーク時にはFPSが落ち込みます。Core i7-4770Kだと、最新GPUを使ってもイマイチの結果。「グラフィックカードよりもCPUを変えるべき」とコメントしていました

  • レイトレーシング機能を入れた場合と比較。Core i7-7700Kの環境で、レイトレーシングのオンオフで差が小さいのは「よく分からない」とのこと……

  • 今回の条件では、Core i9-9900KのCPU占有率は最大でも75.5%と、余力がありました。Core i7-7700Kだとほぼ100%で余裕がありません。例えば、ゲーム配信は難しいようです

  • 余談的なデモ。4K×3画面のBATTLEFILED Vは、18FPSでゲームになりません。ただし、ギャラリー目線で見ると非常にキレイ。「横から撃たれている」という状況もよく分かったそうです