ターミネータデータ完全抹消LAN管理コンソール版のデモ
続いて登壇したのは、AOSデータ開発第2部の内山勇二氏が、より詳しい解説やデモを行った。
まず、ターミネータLAN版の特徴であるが、図6の通りである。
赤枠で囲った部分が、新たな機能となる。抹消レポートでは、CSV形式をサポートするが、これはユーザーからの要望に応えたものである。実際の抹消作業であるが、まずは管理PCにて、必要情報をプリセットする。
その内容をもとに、起動用のUSBメモリなどを作成する。
簡易モードと詳細モードの2種類が用意されている。抹消対象のPCでは、図9のように抹消メニューやハードウェア情報が表示される。
抹消内容を確認するために、Hexビューワーや抹消レポートが作成される。「00」とデータがないことが確認できる。
管理モニターでは、図11のように状況やレポートが確認できる。
ライセンスに関してであるが、抹消が完全に行われたときのみ、消費される。途中で失敗した場合などは、カウントされない。また、RAIDなどでは、いったんRAID構成を解除して、抹消作業を行う。