パフォーマンスは、極めて普通のスマートフォンといった感じ。ハイエンド端末と比べれば、シーンによっては引っかかりを感じることもありますが、SNSやWeb、カメラといった用途であれば困ることはなさそうです。本体サイズは156.2(H)×75.6(W)×8.2(D)mm、重さは約168g。サイズはR15 Proとほぼ同等ですが、12gほど軽くなっています。
全体的にはプラスチックの外観ですが、試用したダイヤモンドブルーのカラーリングもよく、色味を変えてダイヤモンドカット風の変化を加えたデザインも面白いです。2~3万円台のスマートフォンとしては、安っぽくもなく十分な外観でしょう。カラーはダイヤモンドブルー、ダイヤモンドピンクの2色あります。
デュアルSIMでVoLTE対応、そのメリットは
ネットワークはDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応し、2つのSIMスロットのどちらにSIMを刺してもLTE通信やVoLTE通話が可能となっています。
au SIMとドコモSIMの両方で試したところ、au VoLTE SIMではVoLTEマークが表示されたものの、ドコモ側ではVoLTE表示がされませんでした。周波数的には対応しているはずなのですが、今後、公式で対応がうたわれることを期待したいところです。
SIMスロットが2つあると、通話用に3キャリア(MNO)のSIMを刺し、データ通信用に安価なMVNOのSIMを刺して使い分ける、といったことができます。海外旅行時に国内のSIMと海外の現地SIMを刺して、日本からの連絡を受けつつ現地の安いデータ通信を利用する、といったこともできます。
しかも、2つのSIMスロットに加えてmicroSDカード用スロットも用意された3スロットタイプになっており、SIMカードとmicroSDカードが共存できるのは嬉しいところ。最近のスマートフォンはストレージ容量が大きくなってきていますが、それでもデータ移行やいざという時のストレージとして便利です。