ここ最近、液晶ディスプレイの周囲のベゼル幅が細い狭額縁デザインを採用したノートPCが増えてきています。そのいちばんのメリットは、小さなフットプリントで大きな画面を実現できる点。
ゲーミングPCを幅広く展開しているエムエスアイコンピュータージャパンから発売されたビジネスPC「PS42 8RB」シリーズもそのひとつで、ベゼル幅は最薄部でわずか5.7mmしかありません。これによって、14インチの液晶ディスプレイを搭載しながら、これまでの一般的な13型ノートPCとほとんど変わらないサイズを実現しています。
具体的には、本体幅は322mm、奥行きは222mmのサイズ。重量も1.19kgと軽めで、片手で楽に持ち運べます。といっても筐体はアルミ合金でできているため程よい密度感、存在感があり、チープな印象はありません。
■試用機の主なスペック
PS42 8RB PS42 8RB-005JP | |
Intel Core i7-8550U(1.8GHz) | |
8GB | |
約256GB SATA SSD | |
― | |
NVIDIA GeForce MX150 | |
14型フルHD(1,920×1,080ドット) | |
IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1 | |
HDMI、USB Type-C×2、USB 3.1×2、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート、SDカードリーダー | |
W322×D222×H15.95mm/約1.19kg | |
Windows 10 Home 64bit | |
124,000円前後(税込) |
カバンに入れやすい厚みと重さ
本体の厚みは15.95mmとかなりスリムですが剛性は高く、バッグなどにそのまま入れても安心して持ち運ぶことができます。実際にA4ファイルなどと一緒にごく普通のバッグに入れて持ち運んでみましたが、本体が凹凸の少ないフラットな形状のためバッグの厚みもあまり増えず、パソコンを持ち運んでいることはほとんど意識に上りませんでした。