――ルパン、パトの交流が深まってくることで、両者の関係がだんだんピリピリしなくなってきた?と思ったところに、ルパンエックス・パトレンエックスの高尾ノエルが現れて、両戦隊の間を行き来するという意外な展開になりましたね。ノエルの登場によって、また6人の関係にも変化が訪れそうな感じですね。
ノエルは初登場からうさんくさいキャラクターでしたよね~(笑)。追加戦士が来るというのはなんとなく察知していましたけれど、ルパン側に1人、パト側に1人なのかなって思っていたら、なんとどっちにも変身できるとは! それ、チートだろう!って思いました。キャラも金と銀で、メカは電車ですし、もう子どもたちの心つかみ過ぎ!(笑) 私、以前は児童館でアルバイトしていたことがあるんですけれど、子どもたちは金と銀の折り紙が大好きなんです! だから、オイシイところをみんな持っていかれるんじゃないかって、戦々恐々としています(笑)。ノエルを演じる元木聖也くんは私たち7人の中でいちばん年上なんですけれど、いちばん子どもっぽいところがあります。『ルパパト』メンバーでは、年齢が上の人ほど子どもっぽくて、最年少のどぅーがいちばんしっかりしているという(笑)。
――パワーのある追加戦士に対抗するためには、やはりダブルヒロインの力を打ち出していかないといけませんね! でもそこは、小学館『てれびくん』の応募者全員プレゼント企画で、オリジナルDVD『ルパンレンジャーVSパトレンジャー GIRLFRIENDS ARMY』という作品も出てくるわけですから、ダブルヒロインの勢いは本当にすごいものですね。
ダブルレッドよりも、つかさ・初美花のダブルヒロインのほうが共闘する機会が多いような気がします。やはり、真逆の2人だからつかさと初美花がカラむとすごく面白いですし、警察と快盗という立場の違いもいいですね。私たちとしては、こういった特別感のあるDVD企画が出来たことが、ひたすらありがたいと思っています。
――『ルパパト』に出演したことで、モデル時代と比べてファン層が変化したなんてことはありましたか?
ありがたいことに、たくさんの方からの応援をいただくようになり、特に女性の方から「ファンです」と言ってもらえることが多くなって、女子高生の方からファンレターをいただいたりもしました。こんな経験は今までになかったので、とてもうれしいです!
――ファンの方はみなさん「つかさ先輩」って呼ばれますよね。
そうなんですよ! Twitterのトレンドワードにも「つかさ先輩」と出ていたのを見ました。テレビでは、咲也しか「つかさ先輩」と呼んでいないのに、それがもう浸透していてうれしいです!
――みなさん、つかさ先輩に頼もしいお姉さん像、凛々しい先輩像を見ているのかもしれません。つかさ先輩といえば、ショートカットの初美花との対比もあって、頭の後ろで束ねたロングヘアーが素敵ですね。
この髪型、後ろは実はウイッグなんです。もともと撮影が始まったころは、どぅーと同じくらいのショートにしていて、今やっと肩まで伸びてきたんです。自分なりに目標にしているのは、秋に予定されているシアターGロッソ公演(東京ドームシティアトラクションズ)までに、地毛でつかさの髪型にすること。徐々に整えていきたいと思っています。