リニューアルに伴う「母乳育児座談会」も実施

同社は、事前に1000人を超えるプレママ・ママに母乳育児に関するアンケートを実施。同日行われた「ピジョン『育児中のママが語る私の母乳育児』座談会」では、その結果を見ながら、よしかた産婦人科 副院長の善方裕美(よしかたひろみ)先生と、育児中の5名のママが経験に基づいたトークを繰り広げた。

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    「母乳育児座談会」にはよしかた産婦人科 副院長の善方裕美先生と、育児中の5名のママが登場

母乳育児にはギャップが多い!?授乳はうまくできなくて当たり前

アンケートを見ていくと、「母乳育児の産前のイメージと産後の実際はギャップも多い」ということがわかる。とくにギャップの多かった項目は、「自分のおっぱいが張って痛くなる」「母乳育児は誰もが(私も)すんなりできる」「出産したら母乳はすぐに出てくる」という意見だった。

それに対し、善方先生は「人間は動物のように授乳ができなくて当たり前」とコメント。

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    母乳育児の産前産後のギャップ

さらに、「授乳がうまくいかないのは、人と動物の違いがあるからです。たとえば、牛のおっぱいは下向きで重力に従った形です。赤ちゃんは自力でおっぱいを飲むことができます。それに対して人間のおっぱいは、本来下向きなのに上向きに持ち上げている状態です。赤ちゃんも、自分でおっぱいを吸うことができません。なので、人間の授乳はとても大変なんです。授乳のイメージは動物やCMの様子を思い浮かべる人も多いですが、実際は違うのが大変なところですね」と話した。

約74%のママが経験! 母乳育児の悩みはさまざま

続いてアンケートを見ていくと、

Q:出産後の母乳育児についてどの程度「悩み」「トラブル」を抱えましたか
A:悩みやトラブルをとても多く抱えた・やや抱えた…約74%

Q:母乳育児の悩みはどのような手段で解決しましたか(していますか)
A:人に相談して解決する…約76.5%

ということが判明。そこで、5人のママからもそれぞれの悩みについてコメントを頂いた。

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    母乳育児について8割近くのママがトラブルや悩みを抱えている

友田さん「授乳で乳首が痛くなってしまうことがありましたが、保護用のオイルを塗ることで続けられました」

原辺さん「市役所の助産師さんに相談したら、毎週通ってきていいよと言ってくれました。おっぱいマッサージやコツを教えてくれて、すごく助かりました」

苫さん「2人目も母乳育児をしていたのですが、乳腺炎になってしまいました。幸い、冷やし続けていたら治りました」

塚形さん「私も乳腺炎で、高熱が出てふくらはぎや足腰が痛くなりました。自分でさく乳して出すようにしたら治まりましたが、ひどくなる前に保健所に行って相談しておけばよかったと思いました」

中西さん「出産してからしばらく入院していたのですが、3時間おきにさく乳していて大変でした。退院したら徐々に授乳できるようになったので、諦めなくてよかったです」

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    子育て中のママたちのリアルな悩みも語られた

さく乳器は母乳の分泌量を増やし、乳頭を守ることにも使える

さく乳器を使う理由や目的・役割などについて、「50%以上の方が知っている役割」は

  • 母乳のストックを作っておくため
  • 胸が張って痛いと感じるため
  • 仕事や外出で自分が直接母乳を与えられない時にさく乳した母乳を与えるため

の3点。

これについて善方先生は「さく乳器には他の使い方もある」と話す。

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    母乳が出るまでのサイクルを作り出すのもさく乳器の役目だと善方先生

「一つは、さく乳することで母乳の分泌量を増やすことです。授乳のメカニズムは、おっぱいを吸われる刺激がお母様の脳に伝わり、プロラクチン・オキシトシンというホルモンが出ておっぱいが張り、母乳が出るというものです」と善方先生。

「このサイクルを作るためにもさく乳器は使えます。また、最初の1カ月は吸われることで乳頭が痛くなってしまいます。そこを乗り越えるために、さく乳器を使っています。一日10回20回と授乳するのは大変です。乳頭を休ませつつ授乳するためにも、さく乳器は使えるんです」

母乳育児には成功も失敗もない。自分を認めて

最後に、母乳育児に奮闘するママに向けて、善方先生はこんなメッセージを送った。

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    母乳育児にはたくさんのサポートが必要だと善方先生は話す

「母乳育児をしているママは、自分を認めていいと思います。母乳は『赤ちゃんを育てるために出すべきもの』というイメージもありますが、授乳を通じてママも"もらっているもの"があるんです。先日、当院に『安心・自信・幸せをくれた』とお礼のお手紙が届きました。まさにそういうことだと思います。私の三女が完全母乳だったのですが、中2の彼女がおっぱいについて『ちょっと甘くて、ホッとする味なのを覚えてる』と言ったんです。母乳育児は、きっと赤ちゃんにも残るものだと思います。

でもその始まりはとても大変で、たくさんサポートが必要です。このさく乳器のように、サポートの方法もいろいろあり、育児の悩みも人それぞれです。これからもよいサポートを行い、楽しい幸せなおっぱいの助けになればと思っています」

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    「母乳アシスト」シリーズ3商品に加え、「母乳アシスト 電動Pro Personal+」も登場した

今回リニューアルしたさく乳器は「母乳アシスト 電動Pro Personal」(16,200円)・「母乳アシスト 電動Handy Fit」(9,504円)・「母乳アシスト 手動」(4,860円)の3商品。新たに加わった「母乳アシスト 電動Pro Personal+」(27,000円)は、両胸を同時にさく乳できる。どれも、快適に効率よくさく乳したいママの悩みに応える商品と言えるだろう。

※価格はすべて税込み。