フジ医療器のショールーム(東京・田町)で、最新製品を試乗体験してきました。7月に発表されたばかりのマッサージチェア「AS-790」は、気持ちよさの新境地! 6月発表のフットマッサージャー「KC-320」とダイエットトレーナー「DT-C1000」もなかなかユニークな体感でした。
今回、7月20日発売の「AS-790」(市場想定価格:税別348,000円)、7月2日発売の「KC-320(市場想定価格:税別59,800円)」、同日発売の「DT-C1000(市場想定価格:税別298,000円)」の3製品を体験しました。
AS-790は、フジ医療器のマッサージチェア「サイバーリラックス」シリーズの中では、ハイエンド「AS-1100」の下に位置するハイグレードゾーンの製品です。AS-780の後継機種になります。
シリーズで初めて、「肩、背中、腰」「足とふくらはぎ」「お尻」の3カ所を、個別のメカでほぐすトリプルメカに対応しました。
特に注目なのが、新たに搭載された「座面ほぐしメカ」。座面って、ようするに、お尻です、お尻。別名、臀部。8つ玉式の専用もみメカが、もみながら前後に動き、お尻から太もも裏を広範囲にもみほぐします。
実際に体験してみると、メカが動き始めたばかりのときはお尻のあたりが「ぞわぞわ」しました。もう、「ぞわぞわ」としか言いようがありません。
ところが、しばらくするとお尻のコリがほぐれてきて、まあ、気持ちよいのなんの。
お尻と同時に腰の左右脇を「腰横エアー」がぐっと押してきますし、肩から背中にかけてもつかみほぐしていくため、無数の手で全身の筋肉を和らげてもらっているよう。「このまま寝たい」と感じること間違いなし。
エアーマッサージは、腰横エアーのほかにも、肩髃穴(けんぐうけつ)をほぐす「肩ぐうマッサージ」や「骨盤マッサージ」「腕マッサージ」などがあり、各メカが独立してポンプを使用できるため、15分間の連続動作が可能になっています。
骨盤周りを集中的にほぐす「下半身集中コース」も新搭載。デスクワークで一日中同じ姿勢で座っていて、血行不良で足腰の筋肉がこわばってしまっている人にとっては宝物になりそう。
かなりいいお値段ですが、マッサージチェアの新境地を味わえるので、しっかりしたマッサージチェアを探しているユーザーには、家電量販店や田町のショールームでぜひ体験してほしいです。