岡安:あと大事なことを話していませんでしたが、フレンドになるとポケモンの交換ができるようになるんです。
瀬尾:おお、むしろこれがメインなのに。
岡安:で、ポケモン交換をするとき、ほしのすなが必要になるんです。通常のポケモンだと100個ほどですが、図鑑未登録のポケモン、色違いのポケモン、伝説のポケモンなど、特別なポケモンを交換する場合、大量のほしのすなが必要となります。
瀬尾:ほしのすなは慢性的に不足しているので、それはネックになりそう。
岡安:図鑑未登録ポケモンだと2万個、色違いポケモンや伝説ポケモンだと100万個も必要になります。
瀬尾:がんばれば集められるってレベルではないですね。
岡安:でも、仲良しになると20%、親友だと8%、大親友になると4%のほしのすなで済むんです。
瀬尾:おお、色違いポケモンでも、大親友とならほしのすな4万個で交換できるわけですね。これでも十分に多いですが、100万個に比べれば……。
岡安:なので珍しいポケモンを交換したいのであれば、大親友、せめて親友を目指さないと。
瀬尾:フレンドのランクは、日数がたつだけで上がるんですか?
岡安:仲良しになるのに7日、親友になるのに30日、大親友になるには90日の経過が必要。ただ日数が過ぎればいいのではなく、ギフトを送ったり、バトルを一緒にしたり、ポケモンを交換したりと、なにかしらのアクションをしないと1日とカウントされません。かといって、カウントされる行動を1日に何回やっても、1日1回以上はカウントされないのです。
瀬尾:放置している人とはいつまでたっても知り合い止まりだと……。なんだか、人生の縮図みたいだ。
岡安:あ、そうそう。ギフトを送るのはどんなに離れている人でも大丈夫ですが、ポケモン交換は近くにいる人としかできません。だいたい100メートル以内といわれています。
岡安:あと注意事項として、ポケモンは交換すると能力が変わってしまいます。たとえばチームミスティック(青)のリーダーによる評価が「芸術的」と、高い個体値を示したからといって、交換したら同じ評価になるとは限りません。
■ポケモンGOに詳しくない人のための解説
「チーム」とは、世界中のポケモンGOユーザーが所属している勢力のこと。ヴァーラー(赤)、ミスティック(青)、インスティンクト(黄色)の3種類があり、好きなチームに入れます(途中変更はできない)。チームリーダーはポケモンを調べて、そのポケモンがどのくらい強いのかという個体値を教えてくれるのです。
瀬尾:なるほど。強いポケモンを交換でゲットしたい! というのは意味ないわけですね。
岡安:利用用途としては、あくまでも図鑑登録がメインだと思います。
瀬尾:いやあ、前回のリサーチもかなりのアップデートだと思いましたが、今回は本当にすごい!! そういえばそろそろフレンド機能が実装されて30日がたつので、毎日コツコツとフレンド活動をして親友ができたという人も多いでしょうね。そうなれば、特別なポケモンの交換でも必要なほしのすなが少なくなっていいなあ。岡安さん、珍しいポケモンたくさん持ってそうなので、交換しましょうよ~。
岡安:いやいや、そもそもフレンドになってないじゃないですか。フレンドになりますか?
瀬尾:ああそっか、フレンドになってから30日ですよね。岡安さんとフレンドか……。あ、なんか急に打ち合わせが入ったみたいなので、また今度にしょう。では、また(ニッコリ)。
岡安:ああ、そうですね。では、また(ニッコリ)。