小学校3年生、8歳の長女を筆頭に、3人の娘を持つライターのコヤマです。娘たちは普段からiPadやWindowsのデスクトップPCを触って、ゲームをしたり、YouTubeを見たりしていて、完全なデジタルネイティブ。娘たちが通っている小学校ではまだパソコンの授業等は行われていませんが、近隣の小学校では低学年から始まっているところもあるようです。
いまは遊び目的でデジタル機器に触っている娘たちですが、親としては、そろそろ使い方をちゃんと教えなければいけないなとも思っていました。そんなときに発表されたのが、富士通クライアントコンピューティング(以下富士通)が小学生向けに設計・開発したノートパソコン「LIFEBOOK LHシリーズ」です。「これは気になる」と思い、発売前の試用レビューに立候補しました。
子どもが初めて使う「自分だけのパソコン」
そもそも「LIFEBOOK LHシリーズ」は子どもが初めて使う、”自分だけ”のパソコンがコンセプトのモデルです。筆者の家庭でいえば、子どもたちはリビングにある一体型デスクトップPCを共有していましたが、ここから一歩進んで、自分用のPCを持つ、ということになります。
このためパソコンだけでなく専用の収納ケースなども付属。また、勉強ができる教科ドリルとプログラミングなどを含む小学生向けのオンライン学習支援サービス「FMV まなびナビ」(別途有償。FMV まなびナビ自体はどんなパソコンでも利用できます)が利用できるのが特徴です。
機材が届いたので、さっそく発売前の試用版を8歳の長女に渡して見ました。これまでは、リビングに置いている家族共有の一体型デスクトップPCを、自分用のアカウント(Microsoft ファミリでの登録。管理は筆者のアカウントで行っています)でログインし、時間を決めて使っていた彼女。「自分だけのパソコンを使ってみたい?」と聞くと「うん!」と力強く頷いていました。ちなみに長女と年の近い次女の「なんで私のはないの??」攻撃が激しかったです……。