ビルドされたlesser-dogアドオンをFirefoxに読み込む

次に、ビルドされたlesser-dogアドオンをFirefoxに読み込み、実際に試してみたい。ここでは、Firefoxのデバッグモードで行う。アドレスバーに「about:debugging」と入力する。アドオン画面となる。

  • 図6 アドオン画面

ここで、[一時的なアドオンを読み込む]をクリックする。ダイアログが表示されるので、先ほどビルドしたdist.jsを読み込む。

  • 図7 dist.jsの読み込み

一時的な拡張機能に、lesser-dogアドオンが登録される。

  • 図8 lesser-dogアドオンが登録される

あとは、普通の拡張機能と同じである。検索サイトなどでの実行結果である。

  • 図9 lesser-dogアドオンを実行

画面の右にドロイド君が現れ、スクロールとともに変化をする。顔をつかんでもスクロールする。メインとなるソースコード(client.js)は、53行ほどである(shundroid氏によれば、3時間で開発できたとのことだ)。全体の構造は、図10のようになっており、首の部分がフレキシブルに伸び縮みする。

  • 図10 全体の構造

せっかくなので、この機会なので、ソースコードの中も見てほしい。とにかくユニークな拡張機能であった。