いきなりダンスタイムに突入!
そんなとき、突然ノリノリの音楽が流れ、店内が騒がしくなってきた。見ると、店員さんたちが一斉に踊りだして、ダンスタイムに突入! え~! こんなショータイムがあるなんて! だから「ダンシングクラブ」なのか!? ほとんど食べ物のことしか考えずにやってきたせいで、全然知らなかった。
「イェーイ!!」テーブルを担当してくれていた店員さんもめちゃめちゃノリノリで踊っているじゃないか。これは引いている場合じゃない。ダンスをしながらテーブルを回ってくる店員さんに「イェーイ!!」とハイタッチ。
ヤバい、楽しい! 楽しすぎる! そして、ハッと我に返って目の前を見ると、もうカニやらエビやらの殻やらで目の前は食材のカオス状態。店内のカオスっぷりが料理にリンクしている感じで、ますますテンションが上がる。
夏らしいメニューが大充実
ダンスタイムが終わるとできてきたのが、「シーフード ビーチ ボックス」(税別1,300円)。敷き詰められた塩は砂浜に見立てているそうで、貝殻やヒトデもディスプレイされた、ロマンティックなメニューだ。
スモーク風味をつけてマリネされたシーフードが入ったボックスの蓋を開けると、煙と一緒にスモーキーな香りがふわ~と立ち昇って、思わずゴクリ。手づかみで食べるサーモンの味は大人っぽくて、ウィスキーと合いそうな気がした。ただ、今日はアルコール類は自制しておこう。酔ったら自分もダンスタイムに乱入してしまいそうだから。きっと、そんなお客さんたくさんいる気がする。
「メインディッシュで~す! 」と言いながら、店員さんが何やらデカいビニール袋を持ってきた。カニ、サーモン、貝、タコ、イカからベーコン、ポテト、コーンなども入った「クラブバッグ」(2~3人前 税別6,200円)だ。
緑色をしているのは、期間限定ソースの「サルサ ヴェルデ ソース」がかかっているため。「3,2,1、オープン!!」の掛け声とともにドササササ~っとテーブルに投げ出されたシーフードたち。もちろん、これも手づかみで。魚介の風味が濃厚な具材の中には、厚切りベーコンなんかも入っていて、ボリュームもたっぷり。酸味があるソースでさっぱりと食べられるから、いくらでもいけちゃいそうだ。ただ、ソースはパクチーの香りがけっこう強いので、苦手な人もいるかもしれない。でも大丈夫。ソースは4種類用意されているので、お好みに合わせてオーダーしよう。
ふう…食った食った。と休もうとしたら、またしてもショータイムがスタート。イケメンダンサーも登場して目の前で踊りまくり。仕方ねえな、撮っておいてやるか。「イェーイ!!」。店員さんは、みんなとにかく、元気! もしも、仕事で失敗をして元気がないときに来店しても、美味シーフードとダンスタイムで絶対元気になれちゃうことだろう。
気の合う同僚とみんなで盛り上がってもいいし、なんなら取引先の方をお連れすれば、その人のリアルな人間性がわかって仲良くなれちゃうかも? それくらい、気分を開放できるハッピーなお店だった。こんなにも美味しくて健全かつ楽しめるお店があったなんて、どうして誰も教えてくれなかったんだ!? 今度は取材抜きでこよ~っと。イェーイ!!
●information
「ダンシングクラブ東京」
東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル 2F
03-6380-5151
ランチ:11時30分~15時30分(L.O15時)
ディナー:17時~23時30分(L.O22時30分)