▼ディアヴロの二面性は、"別録り"なしで収録

また、アフレコ現場の裏話として、水中がディアヴロとしてのいわゆる"魔王ロープレ"と、モノローグでの"坂本拓真"の切り替えを分けずに一気に録っていることが明かされると、大久保から「すごく速くて素晴らしいなと思った」と、庄司氏からも「ふたりでという案もあったが、ひとりで素晴らしく演じてくれている」とベタ褒め。

それを耳にした水中は「今日はいい夢が見れそうです!」とまたも感激していた様子だった。また、お色気シーンが1話から飛び出した和氣は「"そういうシーン"の芝居が下手だと言われていたので、オンエアで届けるのは不安半分ワクワク半分なんですが、アフレコは必死で。汗かきながら精一杯やりました!」と語り、今後そういったシーンがあるかも? な芹澤も「"ザ"みたいなシーンがあるので……父と母がどういう反応するんだろう?」と冗談めかしながらもアピールしていた。

そして、本作の見所について「レムは閉じこもっちゃうところもあるんですけど、他のキャラとの関係性に注目して、もっとレムの魅力的な部分を感じていただければ(和氣)」「大事な話では監督がキャラクターの心情をていねいにお話してくださり、内面の消化とかストーリーもしっかり描かれていて……とても愛の深い作品になっています(芹澤)」などとそれぞれアピール。

また、この日は追加キャストも解禁。置鮎龍太郎(エミール役)、石田彰(キライ役)、大塚明夫(ガルフォード役)といずれも大物キャストに会場はざわめきに包まれた。彼らが今後メインキャラにどう絡んでいくのかも、ぜひ注目してもらいたい。

最後に改めて、放送を前にして「2話以降もシェラとかシルヴィのいろんなシーンが出てくるかもしれないですし、1話を観て興味を持たれた方は原作やコミックスも楽しんでいただけたら!(和氣)」、「現場もすごく和気あいあいとしていますし、しかも私の好きな人ばかりがキャスティングされていて(笑)、毎週の現場が幸せです。皆さんと、大事なひとつの作品を作り上げられたらいいなと思います(芹澤)」、「現場一丸となって、熱い想いで臨んでいる作品です。ぜひ応援してほしいと、心から思っています!(水中)」と、それぞれコメントを送り、先行上映会は幕を下ろした。

カッコよくて、ちょっとセクシーな『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』。ふたつの魅力を持った本作を、ぜひTVでのオンエア後も、毎週楽しみにしていてほしい。