ケースをなくした場合はどうなる?
完全ワイヤレスイヤホンのケースは充電器も兼ねており、なくなってしまうと困るもの。ただケースをなくしてしまった場合は、イヤホンを片側だけなくしたときとは事情が違いました。ケースはイヤホンと違いほかのデバイスとペアリングされておらず、ただの充電器として機能するものが多いため、「補修部品」として単体購入できる場合があるようです。各メーカーの対応は以下の通り。
※編集部注 : フリマアプリでAirPodsやXperia Ear Duo XEA20など、完全ワイヤレスイヤホンのケースだけが出品されているのを確認しましたが、動作を保証するものではありません。メーカーサポートを受けることをオススメします。
Apple「AirPods」
- 申込方法 : サポートに連絡しApple Storeの来店予約
- メーカーに送るもの : 左右のイヤホン
- 料金 : 7,800円(税別)
- 送料 : ー
- 支払い方法 : 店舗にて現金・カード決済
ケースをなくした場合も、イヤホン本体は持参する必要があるとのこと。直接Apple Storeに出向いてもOKですが、在庫が無い場合、預かりとなる場合も。また、Apple Store以外でもApple特約店であれば対応可の場合もアリ。
オンキヨー「W800BT」
- 申込方法 : サポートへ電話
- メーカーに送るもの : ー
- 料金 : 7,000円(税別)
- 送料 : 1,000円(税別・代引き手数料込、メーカーへの送料は別途必要)
- 支払い方法 : 代引き
ケースのみ購入可。
JVCケンウッド「HA-ET900BT」
- 申込方法 : サポートへ電話
- メーカーに送るもの : 残ったほうのイヤホン、ケース
- 料金 : 4,320円(税込)
- 送料 : 1,620円(税込・代引き手数料込、メーカーへの送料は別途必要)
- 支払い方法 : 代引き
ケース単体で購入可。なおHA-ET900BTのケースを紛失した場合、東京海上日動火災保険の動産総合保険サービスは適用されません。
ソニー「WF-1000X」
- 申込方法 : サポートへ電話、もしくは購入店への持ち込み
- メーカーに送るもの : イヤホン本体と付属品一式(持ち込みも同じ)
- 料金 : 見積もり
- 送料 : 往復ともにユーザー負担(メーカー直の場合)
- 支払い方法 : 代引き(メーカー直の場合)
イヤホン本体を片側だけなくした場合と同様に「修理扱い」となるため、ケースをなくした場合も見積もりが必要になるとのこと。
ソニーモバイル「Xperia Ear Duo」
- 申込方法 : サポートへ電話
- メーカーに送るもの : イヤホンを含む付属品一式
- 料金 : 見積もり
- 送料 : 往復ともユーザー負担
- 支払い方法 : 代引き
ソニーの「WF-1000X」と同じく修理扱い。イヤホン本体と付属品一式をおくったあと、見積もり費用が判明します。
ソフトバンク コマース&サービス「Sound Air TW-5000」
- 申込方法 : ソフトバンク コマース&サービスのWebサイトからサポート申込
- メーカーに送るもの : なし
- 料金 : 4,500円(税込)
- 送料 : メーカー負担
- 支払い方法 : クレジットカード、代引き、ソフトバンクまとめて支払い
ソフトバンク コマース&サービスは2018年7月2日から、「Sound Air TW-5000」のサポートサービスを開始します。SoftBank SELECTIONオンラインショップで、充電ケースを「交換用充電ケース」という名称で販売します。7月2日までは、Sound Air TW-5000を丸ごと買いなおすしかありません。
パイオニア「C8 truly wireless」
- 申込方法 : サポートへ電話
- メーカーに送るもの : ー
- 料金 : 7,500円(税別)
- 送料 : 1,000円(税別・代引き手数料込、メーカーへの送料は別途必要)
- 支払い方法 : 代引き
ケース単体で購入できます。
Bose「SoundSport Free wireless headphones」
- 申込方法 : サポートに電話
- メーカーに送るもの : ー
- 料金 : 6,480円(税込)
- 送料 : 代引き手数料とともに料金に含まれる(メーカーへの送料は別途必要)
- 支払い方法 : 代引き
ケースだけ買えます。
ほとんどのメーカーでケースの単体購入が可能となっています。ただし、ソニーモバイルはイヤホンと同様に修理扱いで、要見積もり。また、アップルはケースを求めてアップルストアに来店する場合でも、左右のAirPodsを持参する必要があるとのことです。
完全ワイヤレスイヤホン失踪事件まとめ
ご覧頂いたように、イヤホンの片側にしろケースにしろ、紛失してしまったらそれなりの費用を覚悟しなければなりません。しかし、新品を購入するよりはマシな金額です。また、JVCケンウッドのように保証期間に限り、紛失保険が有効な場合もあります。お気に入りのイヤホンであれば、諦めずにサポートを受けることを強くオススメします。