高リフレッシュレートで見やすさがアップ

フラッグシップモデルとして充実したスペックを誇るAQUOS R2ですが、使ってみてまず感じるのは、ユーザーとスマートフォンの接点となる液晶ディスプレイの美しさです。約6.0インチの大画面は100Hzという高いリフレッシュレートで滑らかに表示されます。長時間画面を見続けていても目の疲れが少なく感じ(ここには個人差もあります)、ディスプレイ性能の重要さに気付かされました。

実は、前モデルとなるAQUOS Rのディスプレイは120Hzで駆動しており(設定で変更可能)、AQUOS R2ではリフレッシュレートが落ちていることになりますが、これは見やすさや省エネなど考えての変更ということです。実際、前モデルより見やすくなっており、単にスペックを上げるだけではない細かな調整が施されていることが実感できます。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    最新のQualcomm Snapdragon 845と4GBのメモリ、100Hz駆動のIGZO液晶ディスプレイで基本操作は非常に滑らか

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    Android 8.0を採用しており、先進機能を活用できます。発売から2年間のOSアップデートに対応しており将来的にも安心です

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    AQUOS ならではの機能は「AQUOS便利機能」画面で確認・設定できます

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    動画再生アプリやゲームなど、画面の動きが激しいアプリは「なめらかハイスピード表示」をオンにすることで美しい映像で楽しめます

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    指紋センサーを使った生体認証に対応。前面の指紋センサーは、ホームキーとして利用することも可能です

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    指紋を登録しておけばロック解除がスムーズに。高性能モデルだけあって、認証の精度と速度は抜群です

便利な機能でスマホの利便性が向上

AQUOS R2には、ユーザーが端末を便利に使うための独自機能が数多く搭載されています。省エネ機能「長エネスイッチ」では、バッテリー消費が大きい機能を制限して電力消費を抑えることができます。

性能とバッテリー駆動時間のバランスを考えて設計されているAQUOS R2ですが、さすがにすべての機能をオンにしてフル活用すると、バッテリーの減りは早く感じられます。外出先でバッテリーが少なくなった際に、「長エネスイッチ」は重宝する機能といえるでしょう。

また、AQUOSシリーズを使ったことがある人にはおなじみといえる人工知能「エモーショナル パートナー(エモパー)」の最新版「8.0」を搭載。ユーザーに合わせてさまざまな情報を話しかけてくれる機能で、面倒な操作なしで各種情報を確認することができます。

このほか、端末を持ち上げると画面がオンになる「持つと画面ON」やニュースやSNSなどの画面を自動でスクロールさせる「スクロールオート」などをAQUOS便利機能として用意。簡単な設定で使い勝手を大幅にアップさせることが可能です。

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    バッテリ消費を抑えるための省エネ機能「長エネスイッチ」も搭載されています

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    「長エネスイッチ」の詳細設定画面では、制限する機能を設定できるので、使い方に合った省エネ設定が行えます

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    AQUOSシリーズではおなじみの人口知能「エモパー」も健在です

  • シャープ「AQUOS R2」レビュー

    エモパーを使えば、音声で話しかけてロック画面上で情報のチェックなども可能です