七夕の夜はマリアージュで!
洗練された「日本料理レストラン 花 Hana」からは、ディナータイムに提供される「宵のお食事」(1万円)を紹介します。こちらも、7月7日までの限定メニューです。コースの内容に合わせたワインのマリアージュ(全3種)も展開しているので、あわせて紹介します。
まずは、お造り盛り合わせから。お刺身は、マグロ、カンパチ、真鯛、甘エビなど、旬のものから定番の食材が並びます(食材は仕入れ状況により変動あり)。付け合わせのもみじおろしに七味唐辛子が使用されていて、ピリッとしたテイストも楽しめますよ。
お刺身と共に服巻さんがいただいたのは、カルフォルニアワイン(シャルドネ)。花がシャルドネをオススメする理由としては、ワインが若干スモーキーな香りがあるため、お魚との相性がいいからとのこと。
続いて登場する肉料理「翡翠茄子と牛肉の低温煮」に合わせてオーダーしたのは、カルフォルニアワイン(ピノノアール)。ピノノアールをオススメするポイントとしては、「翡翠茄子と牛肉の低温煮」が和の出汁をベースとしているため強すぎるワインは合わず、タンニン少なめのピノノアールの優しい味とぴったり合うのだそう。
「翡翠茄子と牛肉の低温煮」の調理法も実に丁寧。低温調理でじっくりと15分以上かけて煮た牛肉と共に甘いカボチャとサヤインゲン、揚げネギで香りも楽しめる珠玉の逸品。牛肉との相性がいい黒コショウを含めたかつおだしベースのあんが、料理のアクセントになっています。
天ぷらで登場する「穴子の蓮芋巻き揚げ」には、フランスワイン(プロヴァンス地方のロゼ)をチョイス。穴子は本来、甘いタレで味付けされていることが多いので、ロゼの甘みと共に楽しむと、より一層の風味が増しておいしく感じるそう。
服巻さんも、「酸味が少なくて、果実の甘みがあるので飲みやすいですね!」と大絶賛。コースのどの料理とも相性が良く、一通り楽しめるのでボトルでオーダーされるゲストも多いのだとか。
天ぷらは「メゴチ」のほか、今の時期が旬でかなり油がのっている「梅雨穴子」を使用。穴子は淡泊なイメージが強いものの、天ぷら衣で包み上げすると風味がアップ。さらに、中に入った蓮芋のシャキシャキした食感が楽しめるので、できたて揚げたてをぜひご賞味され! 天ぷらの出汁は甘みを控えた味付けになっているので、甘いワインにぴったりです。
デザートは天の川を渡る笹舟をイメージした、なんとも美しい一品。濃厚なバニラアイスは刻み柚子と合わさることで、爽やかな香りと味が楽しめます。バニラアイスの横では、大納言小豆でつくった蜜煮と小豆の粒あんでふたつのあんを食べ比べ! 同じあんなのに風味と食感が全く違うので、日本茶と共にじっくり味わえるのがうれしいところ。アイスの下にあるシャリとした食感の抹茶ソルベもアクセントになっています。
服巻さんも、「バニラと柚子の組み合わせは予想以上に合う! しっかりとしたバニラアイスですが、決して重くなく、むしろ柚子と一緒になることですっきりと食べられました」とコメント。
カクテルは金粉と銀粉で星を演出
そして、花でももちろん、「スペシャルノンアルコールカクテル」(1,300円)が楽しめます。こちらのカクテルのコンセプトは「星」。オレンジジュースとバナナシロップの香りと、上に乗ったヨーグルトドリンクのコラボがなかなかの飲み応え。ヨーグルトドリンクの上に金粉と銀粉で星をイメージしています。
全体を良く混ぜて飲むと、金粉と銀粉の星がちりばめられたドリンクになり七夕気分が更にアップ。もちろん、このドリンクにも短冊が付いてきます。
続いては、「デリカフェ チックタック・ダイナー」と「ハイピリオン・ラウンジ」の七夕スペシャルを紹介します。