朝・昼・夜と活躍

長方形のプレート部は、餃子なら一度に60個(!!)焼ける広さです。これなら食べ盛りの子どもがいる家庭でも安心です。ホットプレートとIH調理器という2通りの使い方ができるので、焼き肉も、水炊きなどの鍋料理も、これ「1枚」でできるのが便利です。左右別々に温度設定が可能なので、料理の幅も広がります。

自分が使うなら何を作るかというと、マフィンをあたためながら目玉焼きや野菜を焼くといった朝食、広さを生かした広島風お好み焼き、巨大なオムライス、チョコレートフォンデュ、大量に餃子を焼く、片方でパスタを茹でながら、片方でソースをあたためるなど。いろいろ作りたくなります。これなら“デイリー”の名の通り、毎日使えそうですね。

プレート部分が一部側面にむき出しになっているので、小さい子どもがいる家庭では、別売りの専用プレートガード(税別4,000円)を一緒に使うと安心です。

  • パナソニックのIHデイリーホットプレート体験会

    専用プレートガードは別売りです

「片付けなくていい」とはいわれても、住宅事業によって難しいこともあります。IHデイリーホットプレートは薄型デザインなので、収納スペースも従来のホットプレートほど場所を取りません。

パナソニックの広報担当者によれば「IHデイリーホットプレートの箱は横に置くだけでなく、縦にも置けるようにしています」とのこと。縦に置けることで、収納スペースの選択の幅が広がります。発売は8月上旬。今から楽しみです。

沸騰浄水コーヒーメーカーも

今回の説明会では、沸騰浄水コーヒーメーカー(NC-A57)も紹介されました。豆挽きドリップ、ミル洗浄まで全自動でやってくれるコーヒーメーカーです。パナソニックは、以前から全自動ミル付きコーヒーメーカーを発売していますが、今回のNC-A57には、ノンカフェイン豆抽出専用の「デカフェ豆」コースを新搭載しました。

  • 沸騰浄水コーヒーメーカー(NC-A57)

    沸騰浄水コーヒーメーカー(NC-A57)は9月1日発売です

「デカフェ」とは、カフェインを含む飲み物からカフェインを取り除いたもののことです。世界では全コーヒー消費量の約10%を占めているといいます(パナソニック資料より)。日本でも、健康志向の広がりとともに市場が広がっています。デカフェのコーヒーなら、カフェインが効きすぎて夜眠れない人、妊娠・授乳期の女性なども、安心してコーヒーを楽しめます。

一方で、デカフェのコーヒーは、「香りが足らない」「後味が薄い」という不満の声がありました。そこでNC-A57は、高温で蒸らして豆をしっかり膨らませ、成分を出しやすくし、低めの温度でゆっくり抽出して渋みが出にくくする……という方法で、この不満を解決しました。

  • 沸騰浄水コーヒーメーカー(NC-A57)

    見た目では抽出コースの違いがほとんどわかりません

「デカフェ豆」コースで抽出したコーヒーと、通常コースを飲み比べ。通常コースは、酸味、苦味、渋みなど複雑な味を感じ、デカフェ豆コースは香りが強く、コクのある味わいでした。普段飲んでいるデカフェのコーヒーと比べると、「デカフェ豆」コースで抽出したコーヒーは香りも深みも強く感じました。