Lian LiはCOMPUTEXに合わせて光る電源ケーブル「Strimer」を発表した。ケーブル用のカラースリーブは販売されておりMOD PCでもよく利用されるが、ケーブルが光ることでLEDカスタムの幅が広がることになるだろう。
近づいてよくよく見てみると、透明のように見えるケーブルの裏に、白いケーブルが見える。つまり、白いケーブルは本来の電源ケーブルで、透明に見えるケーブルが発光用と分けているようだ。
それを辿っていくと、根本付近に黒いユニットがあり、そこに電源ケーブルが接続されている。ここで透明ケーブル側に光を送っているようで、つまり透明ケーブルは光ファイバー的な存在ということだろう。
StrimerにはATX24ピンケーブル用とPCI Express補助電源用が用意される。残念ながらEPS12V用は確認できなかったが、ここは裏面配線を工夫すればほぼ存在を隠せる。そうなるとストレージをM.2やHHHLにして、内部ケーブルをこのStrimerだけとしてハデに演出することも可能だろう。虹色に光るデモンストレーションはかなりキレイだった。
Seasonicでは、「System Cable Management Device」を展示していた。よく見ると左右や下にコネクタがあり、ケーブルマネジメントができつつLEDでSeasonicロゴが光るといったデバイスのようだ。これをどう搭載するのか、対応ケースは? といった疑問はあるがなかなか興味深い。一方、LEDを搭載していても一般的にはクリアパネルではない右側面板部にLEDが来るため、いずれにせよ対応ケースが必要ではないだろうか。
SilverStoneは「UP900-ON」なるUPSを展示していた。スペックでは1000VAで900Wとうたわれている。デザイン的にはUPSそのもの。縦置きのスタンダードな形状で、前面にステータスを表示するパネルと3つのボタンが用意されている。UPSはPC用電源とは別に大手メーカーがいくつかあるが、そこに割って入る存在となるのか注目だ。