▼オタクならではの視点を生かす梅田
――4人の立ち位置がわかりやすいですね。最後に、高千穂亜樹について梅田さんからご紹介お願いします。
梅田 亜樹は、オタクでありながらアイドルになったのが大きな特徴です。ネットを介して全国に友達がいて、みんなから愛されたいタイプですね。あと、子供っぽいところもあって、まとめ役の淳之介にくっついたり、淳之介をいじったりしていますね。
――亜樹を演じる梅田さんは、ほかの3人から見てどんな印象ですか?
大町 悩んでいる時もすぐ相談してくれるし、いい意味で考えていることが表情に出やすくて、かわいい弟みたいな感じです。
梅田 年齢的にも僕が一番年下なんだよね。
服部 「弟感」はたしかにあるよね。
――実際は?
梅田 実際は、末っ子じゃなくてひとりっこなんです。
澤田 うめこ(梅田)は、もともとオタクだったから、ファンからどう見えるのかを的確に指摘してくれるんです。そういうところはすごいなって思います。
梅田 オタクだったときに、こういうことが嬉しかったって話をしたことがあったもんね。
澤田 僕が今まで知らなかった世界や、知識を教えてくれるんです。
――それはどんな知識ですか?
澤田 それは……(笑)。
服部 企業秘密です!(笑)。僕は最近うめこによくイジられるんですよ。僕に対する扱いが雑になってきた気がする。
梅田 最初は、先輩だしちょっと遠慮があったんだけど、もういいかなって思ったんだよ。
大町 そうちゃんだけじゃなく、みんなに対して心を開いてきているよね。
澤田 あと、うめこはギャップがある。弟っぽくみんなについてくるときもあれば、ふとした瞬間に、みんなにハッとする一言をくれる。例えば、パフォーマンスのことで悩んで、答えが出なくなっていたときに、うめこが言ってくれた一言で道が見えてくるんですよ。
大町 MCを考えるときも、うめこが言った一言が核になったこともありました。
澤田 みんなと少し違う視点を持っているのかも。
梅田 ずれているときもあるけどね。
大町 物事を客観的に見られるんだと思うよ。人からどう見られているのかが、よくわかるタイプなのかもしれない。
――この4人で会う頻度はどのくらいですか?
澤田 最近は毎日会っているよね。
服部 週7で会っています。自主レッスンをすることが多いですね。
澤田 イベントで披露しているダンスがなかなかハードなので、このくらいやらないと追いつかないんです。
――みなさん、ダンスの経験は?
澤田 みんなほぼ初めてだよね。僕は趣味で少しだけK-POPのダンスを習いにいったことがあるけど。
梅田 さわちゃんが、K-POPの振り付けを教えてくれたこともありました。生放送番組(『Readyyy!』ゴー☆ルドチャンネル)で、さわちゃんのダンスレクチャーコーナーをやってほしいな。
▼今までで一番「言いたいことが言える」関係性
――ライブの頻度も高いし、練習はハードそうですね。さて、他のグループのキャストと比べたときに、「摩天ロケット」のキャストはこんなところが違う、という特徴はありますか?
澤田 気を遣わないところかな。
一同 (笑)。
大町 でも、それが仲の良さの表れだよね。
服部 大町家によくみんなで泊まっているよね。遊びに来たのに黙々とプラモデルを作るとか、自由に遊んでます。あと、「摩天ロケット」のキャストはグルメ! いろんなところにご飯を食べに行ったよね。
梅田 そうそう、静岡までみんなでドライブして、ハンバーグ食べに行ったなあ。
澤田 何軒かご飯屋さんハシゴもしたよね。美味しいものを食べるのに、費やす労力はいとわない4人です。
――仲良しですね。全員で顔合わせをしたのはいつでしたか?
澤田 11月ですね。だから、半年も経ってない。
大町 1カ月くらいでこんな感じだったよね。
――素早く打ち解けた理由は?
梅田 さわちゃんが、良くも悪くもオブラートに包まない性格だったからじゃないかな。
澤田 そうだね(笑)。
梅田 一回、ケンカしているもんね。
服部 僕たち、みんなケンカしている(笑)。
澤田 最初のころは、なかなか全員のスケジュール合わなくて、だいたいひとりがいない状態だったんですよ。そこですれ違いが起きることがありました。
梅田 すれ違うこともあったけど、さわちゃんが言いたいことを言ってくれるし、まちさんも「だめだよ」ってちゃんと言ってくれる。そうちゃんはいい感じに茶化してくれる。最初は僕も気を遣っていたけど、この3人のお陰で、僕は今まで生きてきた中で一番言いたいことが言えているなって思います。
澤田 おお。
大町 成長したじゃん!
(全員で拍手)
梅田 5ユニットの中では、キャスト同士が一番ケンカをしていて、一番仲がいいんじゃないかな?
澤田 基本的にぶつかって仲良くなってきたよね。
――「摩天ロケットのキャスト」はMCでキャラクターのセリフを取り入れるなど、ステージでの見せ方を常に工夫されていますよね。
澤田 キャラクターへの愛は大事にしていきたいなと思っています。
大町 どうすれば自分たちも楽しめて、お客さんにも楽しんでもらえるのかを常に考えていて、これからもそこを大事にしていきたいですね。
――最後に、「摩天ロケットのキャスト」として今後やりたいことを教えてください。
澤田 『Readyyy!』ゴー☆ルドチャンネル(生配信番組)で、4人でロケに行ってみたいです。旅行とか、スポーツとかアスレチックとか。みんなで遊びたいね(笑)。
服部 僕はライブでコールアンドレスポンスをやりたい。僕たちは、ライブではみんなで楽しむ一体感をつくりたいなと思っているので、ファンのみなさんにも恥ずかしがらずに思い切り声をあげてほしいです。思い切り、一緒に楽しみましょう!
大町 僕は、この4人の空気感をもっとお客さんに知っていただくようなことをやりたいです。例えば、ラジオで普段の4人の話している雰囲気を感じてもらうとか。しょうもない話で笑っているので、それを一緒に楽しんで欲しいですね。
梅田 個人的には、早く『Readyyy!』プロジェクトのゲームがやりたい! みなさんにもプレイしていただきたいです。そして、もっと大きな会場でライブをして、たくさんのファンの方々とお会いしたいですね。自分がアニメやゲームの受け手として感じていたワクワクを忘れず、お客さんにもそれを味わっていただけるようがんばっていきます。
次回登場するのは「Just 4U」の4人、お楽しみに