総評

調査の結果、勤めている会社にボーナスがあると回答した人は、8割近い79.5%となった。想定も含むボーナスの支給額は、「10万円以上~20万円未満」が14.5%でもっとも多かった。以下、「30万円以上~40万円未満」(12.3%)、「20万円以上~30万円未満」(12.0%)、「40万円以上~50万円未満」(11.8%)と続き、「100万円以上」は11.3%、「10万円未満」も10.3%いた。

ボーナスのうち何割を貯金するかとの問いには、「全額」が19.3%で最多となった。「5割」が18.8%で続き、以下、「8割」(10.5%)、「0円」「2割」(各9.3%)、「3割」(8.0%)、「7割」(7.5%)となっている。

その割合で貯金しようと思う理由については、貯金の割合が少ない人では「ローンなど必要な出費を引いた残り」や「月々のマイナスの補填に」とする人が多かった。貯金の割合が多い人では「将来に備えて」「老後のために」とする人が目立ち、給料でほぼ生活ができておりボーナスは大部分貯金しているという声もあった。「全額」の次に「5割」が多かったことを見ると、「ボーナスの半分は貯金」は心理的な基準ラインとして捉えている人が多いのかもしれない。

ちなみに、ボーナス支給額が「70万円以上」では、貯金の割合が「3割」以下は34.5%、「7割」以上は51.7%だったのに対して、支給額が「30万円未満」ではそれぞれ38.8%と46.9%となっており、そこまで顕著な差は見られなかった。やはり支給額の多寡に関わらず、しっかり貯金をしている人はしているということなのだろうか。

貯金をするにしても、好きなことや必要経費として使うにしても、とても貴重でありがたいボーナス。くれぐれも悔いのない使い方をしたいものだ。

調査時期: 2018年5月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 502人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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