ビールと仲良しなお友達たち
食事のメニューの方は、5月6月と「チキンフェア」を開催中。これは、2カ月ごとに変わるビールに合うオススメメニューフェアの一環で、今回はチキンのアレンジ料理が7点用意されている。「『ビアラヴァーズチキン』 ハーブとスパイスたっぷりの大山鶏の唐揚げ」(税別980円)や「砂肝のCOEDOビール蒸し 九条葱とオリジナル黒七味」(税別800円)といったシェフのアイデアと腕前が冴える独創的なメニューが並んでおり、どれもこれもビールが進みそう!
早速、「ビアホール14チキン ~骨付きもも肉のコンフィ~(2本)」(税別1,200円)を食べてみた。うわ~見た目だけですでにビールが飲めちゃいそうだよ、これ。なんてかぶりつきたくなる肉々しさ。でも、ここはちょっとだけお上品に、ナイフとフォークでカットしてみよう。パリッサクッとしたこの音っ! 中はもも肉の柔らかさがプルッ。マスタードを付けて頬張ってみる。肉の旨味とスパイスが調和して、たまらなくジューシーだ。
そして「伽羅 -Kyara-」をゴクッ。うめぇ~!! ふた口目からは、骨を手で持って豪快にガブッといってみた。やっぱりこの方が美味しい気がする。人間の本能に訴えかけるメニューなんじゃないだろうかこれは。
肉料理を思いっきり堪能した後にオススメなのが「いぶりガッポーネ~燻製沢庵とマスカルポーネ~」(税別500円)。ん? 見た目はいぶりがっこの地味な色合いとは違って鮮やかなイエロー。どことなく、クリームが乗ったマンゴーのデザートみたいだ。
ひと口でパクッといってみると、まったりとまろやかなマスカルポーネが溶けていった後に、沢庵の味とポリポリした食感がやってくる新感覚。和洋折衷の大成功パターン! これは席についたらまずオーダーしてつまみつつビールを飲んだ方がよいかも。なにしろ、延々と食べていられそうなほど「おつまみ感」に優れた逸品だ。
さらに強烈にプッシュしたいのが、「オリエンタル風sabaピッツァ」(税別1,380円)。生地に乗っているのは、saba。そう、サバ、鯖。サバサンドって食べたことがあるけど、ピッツァってどうなんだろう。しかも、ガッツリ大きめな身が乗っているけど。
ちょっとドキドキしながら、思いきってパクッ。うん、合う! ていうか、相当美味い。サバ自体にすごく脂が乗っていて塩気もあり、トマトソースとの相性も良し。パリッとした軽い生地の食感も相まってどんどん食べられちゃう。生臭さを消す意味もあるのか、パクチーが乗っていたりレモンついていたりするけど、生臭い感じは一切ないのでご安心を。私、ハマってしまいまして1人で一枚ペロリと完食してしまいました。はっはっは。
ビールだけじゃなくハイボールやレモンサワー、豊富な種類のワインもあるし、オリジナリティ溢れる食事メニューもたくさん。広々とした店内、テラス席があるため、10名、20名の団体や、季節ごとの宴会に利用されることも多いようだが、もちろん、少人数でも楽しめる座席も用意されている。1人で来店して木々のさざめきを感じながらテラスでビールを楽しむのもおつなものだ。気軽に足を運んで『ビアスト』してみれば、いつもとは違うアイデアが浮かんでくるかも?
●information
東京ビアホール&ビアテラス14
東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング 2F
03-6269-9585
営業時間 11:00~23:30
ランチタイム:11:30~15:00(LO.14:30)
カフェタイム:15:00~17:00(LO.16:30)
ディナータイム:17:00~23:30(LO.23:00)