『美男高校地球防衛部』シリーズが、装いも新たに帰ってきた! 2018年4月より、新作オリジナルTVアニメ『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』が放送中だ。本作でも『美男高校地球防衛部LOVE!』と同様に、メインキャラクターとなるのは眉難高校の「地球防衛部」に集う5人の男子高校生。そんな新生防衛部のメンバーを、フレッシュなキャストたち5人が務めることになった。

  • 『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』

そこで今回は、多くのファンに愛されてきた本シリーズを担う意気込みや、お互いの印象などを語ってもらった。5人の、まさに部室のような和気あいあいとした雰囲気を感じて欲しい。

●思わず泣いてしまった出演決定

  • 下鶴直幸(しもづるなおゆき) 12月11日生まれ。鹿児島県出身。リンク・プラン所属。修善寺鏡太郎役

――『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』に出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。

下鶴 これまでオーディションに受かったことがなかったので、「決まったよ」と言われた時は、まず「受かる」って何だろう……と思いました(笑)。本当に信じられなくて。家に帰って、『防衛部』を観直し始めて、そこからだんだんと「この作品のキャストとしてがんばっていくんだ」という覚悟が芽生えました。

小俣 僕は、『美男高校地球防衛部HAPPY KISS!』が事務所に所属して初めて受けたオーディションでした。台本をいただいた初めての作品、今回が初仕事ですね。受かったと聞いた時は、うれしさや、いろいろな感情が入り乱れて思わず泣いてしまって……。収録や、コメント動画の撮影などが始まってから、やっと実感が湧いてきました。

  • 小俣凌雅(こまたりょうが) 12月31日生まれ。北海道出身。プロダクション・エース所属。霧島龍馬役

石井 僕はオーディションの時に、マネージャーとどの役を受けるか相談していて、自分の中で一番しっくりきたのが和倉(七緒)だったんです。その和倉に受かったと聞いた時は「え、本当ですか?」を何度も繰り返すロボットみたいになってました(笑)。落ちて当たり前なのがオーディションなので、受かると思っていなかったんです。うれしさがこみ上げてきたのは、だいぶあとからですね。

安田 オーディションは、期間も長く、たくさんの方が受けると聞いていたので、当たって砕けろの精神で臨みました。ボクは、幅広い活動ができるところに憧れて声優を目指していたので、ライブやイベントなど、様々な活動に挑戦できる『防衛部』に受かったときは、うれしさとわくわくが止まらなかったですね。2月に開催されたイベント(「美男高校地球防衛部LOVE! FINAL!」)にもお邪魔させていただいたんですよ。そこで会場の盛り上がりを見て、僕たちが受け取ったバトンの重さを実感しました。いまはうれしいだけではなく、不安や覚悟が新しくこみ上げてきています。

  • 石井孝英(いしいたかひで) 6月3日生まれ。茨城県出身。WITH LINE所属。和倉七緒役

葉山 僕はオーディションを受けるまで『防衛部』という作品について知らなかったんです。でも、放送前のイベントや生放送に出演するうちに、「とてつもなくすばらしい作品に参加させていただいているんだな」って実感が湧いて、覚悟が生まれてきました。

――5人の初顔合わせはいつでしたか?

葉山 今年の1月末の初収録日です。それから、もうほぼ毎日のように会ってるよね。

  • 安田陸矢(やすだりくや) 8月19日生まれ。奈良県出身。アーツビジョン所属。万座太子役

小俣 週4くらいで会ってるもんね。みんなと一緒にいるのが当たり前になってきていて、今日も夢にも出てきたもん!

葉山 僕もやっちゃん(安田)が夢に出てきたよ。オーディションで一緒の現場にいる夢。

小俣 僕が見たのは、トイレで、この5人がそれぞれ個室に入ってて、同時にドアを開けて「えっ」てなる夢。

安田 そのシーン、アニメにもできそうだよね(笑)。

  • 葉山翔太(はやましょうた) 11月15日生まれ。山口県出身。アクセルワン所属。道後一六役

●すべることへの恐怖に耐性がついてきた

――出会って半年も経っていないんですね。公式生放送番組(通称『ハピナマ』)を観ていても感じますが、すでにとても仲が良いですよね。

葉山 『ハピナマ』はもう何度か放送していますけど、みんな1回目よりは慣れてきた感じだよね。雰囲気にも、生放送自体にも。

下鶴 最初はカメラがたくさんある空間に戸惑ったけど、いまは慣れてきたよね。

石井 最初は下鶴くんがずーっとうつむいて台本を見ていたんですよ。

葉山 マネージャーさんにもそれは言われてたよね。

石井 スタッフにも「台本見すぎ」って。

下鶴 カメラ目線と、「もっと喋ろう」「声張ろう」って。基本的なことばかり言われた(笑)。

葉山 コメントでも「腹から声出して」って言われていたしね。やっちゃん(安田)もそういうところあるよね。

安田 僕も結構ぼそぼそって喋っちゃいますね。

下鶴 僕たちはぼそぼそと突っ込むタイプなんですよ。

小俣 逆に、僕は本当にうるさいよね。

葉山 まあ僕が一番発声はちゃんとしてると思うけど。

小俣 よく言うよ!

葉山 は? 絶対僕だから。

石井 そこで張り合うなよ(笑)。

――『防衛部』シリーズの生放送といえば"無茶振り"ですよね。『ハピナマ』でも、出されたお題に沿って自己紹介をするなど、無茶振りがありますが、もう慣れてきましたか?

石井 慣れてきましたね。大丈夫です!

小俣 いや、ヒデさん(石井)が一番ポンコツだからね(笑)。

石井 でも、みんなそれを求めているわけでしょ?

小俣 あれは狙ってやってるの?

石井 狙ってはいないけど、ああいうのは恥ずかしがらずに素直にやるものでしょ。重要なのは思い切りだよ。

下鶴 まあ、慣れというか、すべることへの恐怖心に、耐性が出来てきたよね。

安田 それこそ石井さんが率先してはっちゃけてくれるから、「みんなでやれば怖くない」精神でいけます。あと、自分の立ち位置をみんな掴んできたかなって感じですね。

葉山 この5人はあんまりキャラかぶりがないよね。意識してそうなったわけじゃなく、自然とバラけたように思います。