X470搭載マザーボードが4社から11モデル

第2世代「Ryzen」の発売にあわせ、新チップセット「X470」を搭載するマザーボードが各社から登場した。今回、店頭での販売が確認できたのは、ASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの計11モデル。全てATXサイズの製品で、価格は18,500円前後~35,500円前後だ。

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ASRockでは、定番ブランド「X470 Taichi」が人気。16フェーズの電源まわりは相変わらず強力だ。また、「Fatal1ty X470 Gaming K4」とオーディオ以外はほぼ同等ながら、2万円前後という価格を実現している「X470 Master SLI」のコストパフォーマンスの良さを評価する声も多かった。

  • ASRockの「X470 Taichi」。バランスの良いハイエンドモデルとなる

  • 「X470 Master SLI」。ちょっと2万円とは思えない強力な構成だ

製品名 価格
X470 Taichi 32,000円前後
Fatal1ty X470 Gaming K4 25,000円前後
X470 Master SLI 20,000円前後

ASUSからは、ミドルクラスの2モデルが発売。こちらもオーディオ以外の違いはそれほど大きくないので、基板のデザインで選んでも良いだろう。同社のラインナップには、ハイエンドのROG CROSSHAIR、高耐久仕様のTUF、ROG STRIXのMini-ITXなどもあるので、今後の動向も注目だ。

  • ASUSの「ROG STRIX X470-F GAMING」。SupremeFXオーディオを搭載する

  • こちらは「PRIME X470-PRO」。両モデルともヒートシンクが特徴的だ

製品名 価格
ROG STRIX X470-F GAMING 29,000円前後
PRIME X470-PRO 27,000円前後

GIGABYTEからは、AORUSシリーズの3モデルが発売になっている。最上位モデルは「X470 AORUS GAMING 7 WIFI」。ヒートシンクに加え、メモリスロットや拡張スロットまで光るのはとにかく派手だ。基板上には、印象的な「Accent LED」も搭載する。バックパネルに、電源/リセットボタンがあるのもユニーク。

  • GIGABYTEの「X470 AORUS GAMING 7 WIFI」。上位モデルほど派手に光る

  • バックパネルに電源ボタンがあるのは珍しい。テスト時に便利だろう

製品名 価格
X470 AORUS GAMING 7 WIFI 34,500円前後
X470 AORUS GAMING 5 WIFI 28,000円前後
X470 AORUS ULTRA GAMING 23,000円前後

MSIは、ゲーミングモデルを3種類発売。今回の全11モデル中、最高価格は「X470 GAMING M7 AC」で、最安価格は「X470 GAMING PLUS」だった。ラインナップの価格帯が非常に広く、多くのユーザーのニーズに合うだろう。X470 GAMING M7 ACは、2つのM.2スロットにそれぞれヒートシンクが用意されている。

  • MSIの「X470 GAMING M7 AC」。有線LANはKiller、無線LANはIntelだ

  • こちらは「X470 GAMING PLUS」。SLIは非対応となるが、低価格が魅力

製品名 価格
X470 GAMING M7 AC 35,500円前後
X470 GAMING PRO CARBON 26,000円前後
X470 GAMING PLUS 18,500円前後