続いて「みおふぉん教室:端末?それならIIJmioでチェックしよう」と題して、同社の永野氏がIIJmioで販売中の端末について紹介した。昨年はIIJmioが扱う端末数が大幅に拡張され、実に36機種ものラインナップが完成。特にNuAns NEO、Zenfone AR、ONKYO GRANBEAT、CAT S40といった個性派スマホを加えたり、タブレットの取り扱いを開始するなど、ラインナップの強化につとめており、中には限定販売ながら、3,980円のLTE端末「BLU GRAND X」も含まれる(ちょうどこの日、IIJmio meetingの開始とほぼ同時に売り切れた)。
2017年の端末トレンドとしてはデュアルカメラ化を挙げ、2018年のトレンド予想としては、(1)ディスプレイの18:9縦長化、(2)メタリックデザイン、(3)カラーバリエーションの増加、(4)(フラッグシップモデルへの)AIの搭載、を挙げた。実際、現在コンセプトモデルなどとして各社が提示している機種の多くがこうした特徴を踏襲しているので、今年買い替えを考えている人は、こうした傾向を念頭に置いておくといいだろう。
MVNOというと端末のバリエーションが少ない印象があったが、現在はSIMフリー端末も増えて、キャリアもかくやというばかりに多彩な顔ぶれになった。一方でFeliCa対応など、ローカルな規格への対応は遅れており、今後はこうした機能をメーカー側に要求して実現できるかどうかが、MVNOの実力をはかる一つの指標になるのではないだろうか。