今週の秋葉原情報 - 低価格なCoffee Lakeとマザー新製品が一挙に登場、新型「VIVE」も発売に

新チップセット搭載マザーも一挙に登場

Coffee Lake新モデルの発売にあわせ、新チップセット「H370」「B360」「H310」も登場、搭載マザーボードが多数発売された。価格は8,000円前後からと、全体的に安いものの、最近はZ370マザーボードでも1万円ちょっとで買えるモデルがあり、選択に悩む状況になりそうだ。

• パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店

• ドスパラ秋葉原本店

• TSUKUMO eX.

既存のZ370とあわせ、これでCoffee Lake向けのチップセットは4種類となったが、大きな違いはPCI Expressのレーン数。Z370と異なり、新チップセットはオーバークロック不可であるものの、オーバークロックしないのであれば、コストパフォーマンスに優れる良い選択肢になるだろう。

• 各チップセットの違いについては、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店のPOPが分かりやすい

ASUSは、高耐久がウリのTUFシリーズを4モデルも投入してきた。TUFとしては珍しいWi-Fi搭載モデル「TUF H370-PRO GAMING(WI-FI)」や、安価なマイクロATXモデル「TUF B360M-E GAMING」は特に注目だ。

• ASUSの「TUF H370-PRO GAMING(WI-FI)」

• こちらはマイクロATXの「TUF B360M-E GAMING」

ASRockで面白いのは、B360モデルとは思えないような大きなヒートシンクを搭載した「Fatal1ty B360 Gaming K4」。10フェーズ電源やIntel製GbEなど、スペックも強力で、快適なゲーミングマシンを安く構築できそうだ。

• ASRockの「Fatal1ty B360 Gaming K4」(TSUKUMO eX.)

• とてもB360モデルとは思えないCPU周り。さすがASRock

MSIは、H310搭載モデルを4種類も投入。H310はPCI Expressレーン数やUSB/SATAポート数の制約がやや大きいものの、H310としては珍しいATXモデル「H310-A PRO」も用意されており、マッチする用途があれば貴重な選択肢となりそう。

• MSIの「H310-A PRO」。PCI Express x1スロットがズラリと並ぶ

• 「H370 GAMING PLUS」はバランスが良いモデル(ドスパラ秋葉原本店)

GIGABYTEの「H370 AORUS GAMING 3 WIFI」は、派手な発光機能を搭載したゲーミングモデル。M.2用のヒートシンクを備えるなど、仕様は強力だ。また、PCIスロットを持つ珍しいモデル「H370 HD3」も用意されている。

• GIGABYTEの「H370 AORUS GAMING 3 WIFI」(ドスパラ秋葉原本店)

• 「H370 HD3」。今となってはレアなPCIスロットを残している

今回、Mini-ITXマザーボードは、以下の3モデルが発売となっている。GIGABYTEの「H370N WIFI」は、デュアルHDMIを備え、そのうちの1ポートはHDMI2.0対応であることが特徴的。ASUSの「ROG STRIX H370-I GAMING」も機能豊富なモデルだ。

• GIGABYTEの「H370N WIFI」

• ASUSの「ROG STRIX H370-I GAMING」