活用次第では、より便利に
さて、ShareMouse 4 Proであるが、どんなシーンで有効であるか考えてみたい。まず、複数のPCを使用しているユーザーであろう。机が狭くなることを避け、小型のキーボードを使うこともあるが、やはり場所を消費する。マウスの代替は、一般的にはできない。どうしても、台数分のマウスやキーボードを配置する必要がある。このような問題に対しては、かなり有効な解決策となる。
最近ではそれほど多くないが、制作やデザインなどの現場では、MacとWindowsの両方を使うユーザーが多かった。そのような場合にも、マウスとキーボードを共有することで、スペースの活用が期待できる。それ以上に、ファイルのコピーなどが、シームレスに行える点が便利と感じた。ファイルシステムの違いを意識することがほとんどなくなる。このあたりも作業効率の向上が期待できる。
マウスはそれほどでもないだろうが、キーボードに関しては好みがでやすい。キー配置、キートップの形状、ピッチ、打鍵感などいつも同じ条件で使いたいという方もいる。ShareMouse 4 Proを使えば、1つのキーボードで、複数のPCを操作できるようになる。
シンプルな機能だが、使い方の工夫によって、より便利になるだろう。