輸入車市場は「全く悲観せず」
2017年には新規登録台数で20年ぶりに30万台の大台を突破するなど、ここ最近の輸入車市場は勢いづいている。ボルボも好調で販売台数は右肩上がりだが、そこに人気のSUVが新たに加わることになる。
輸入車市場の見通しについて聞かれた木村社長は、「今年は(台数で)昨年を超えるのは間違いない」と予測した上で、先進国の自動車市場では、クルマに「こだわって」欧州車や高級車を買う人と、「こだわらずに」軽自動車、リッターカー、将来的にシェアリングに進む人の二極分化が進むとの考えを示した。
日本でも二極分化は進みそうな情勢だが、木村社長は「全体は右肩下がりの日本だが、こと輸入車の高級セグメントについては全く悲観していないし、これからも市場は伸びると思っている」とする。ちなみに弊紙では先日、ボルボ好調の要因や今後の方向性などについて木村社長に話を聞き、前編・後編に分けて記事を掲載したところなので、木村社長が市場をどう見ているかについては、そちらもご参照いただきたい。