あの球形PCケースがまさかの発売に

IN WINの「WINBOT」は、昨年のCOMPUTEXで注目を集めたユニークな球形PCケース。SF映画に登場した宇宙船をイメージした近未来なデザインが特徴的で、内蔵モーターによる自動開閉や回転機能も備える。価格は429,840円(代理店からの直送となるため、送料が別途必要)。3月28日の発売予定で、予約を受付中だ。

  • とてもPCとは思えないIN WINの「WINBOT」。TSUKUMO eX.で実機を展示中だ

  • 半球状のアクリルシェルで覆われており、モーターで開閉することが可能

  • <動画>カバーを開ける様子。背面のスイッチで操作できる

本体は直径68cmのアクリルシェルでカバー。内部には、左側にマザーボード(E-ATXまで対応)、右側に電源、ストレージ、ラジエータを設置するようになっている。通気口が少なく、エアフローはやや気になるところだが、PCケースとしての実用性は高い。

  • こちらはマザーボード。CPUクーラーは170mm、拡張カードは340mmまで対応

  • 反対側にはその他のパーツ。ドライブベイは、3.5インチ×4、2.5インチ×8だ

  • フロントのI/Oポート。USB3.1タイプCや、USB3.0タイプA×2などを備える

  • リア側には排気口(12cmファン×2に対応)と、ケーブルの通し孔がある

カラーは、Black/RedとBlack/Greenの2種類。各色3台のみの限定販売ということで、極めてレアな製品になりそうだ。バリエーションとしてはそのほかWhite/Blueもあるようだが、日本では未発売。

さらに面白いのは、フロントに3Dカメラを内蔵しており、顔認識、自動追尾、ハンドジェスチャー認識などの機能も備えること。この機能は、同社WEBサイトから専用ソフトウェアをダウンロードし、PCにインストールすることで利用できるそうだ。

  • フロントのカメラ。LEDで認識状況を表示する(赤は手動操作モード)

  • 背面のスイッチでも、カバーを開閉したり、本体を回転させられる

第2世代REALFORCEにテンキーレス版

東プレの定番キーボード「REALFORCE」シリーズに、テンキーレスの新モデル8種類が一挙に登場、発売が開始された。筐体デザインが一新された第2世代REALFORCE(R2)としては、すでにフルキーボードが8種類出ており、新製品はこのテンキーレス版となる。約20%の省スペース化を実現し、マウスの操作スペースを広くできる。価格は19,000円前後から。

  • 東プレの「R2TL-JPV-IV」。これは最もスタンダードなモデルになる

  • カラー、静音、APCの組み合わせにより、8種類がラインナップする