具体的ないれ方と、ちょっとしたコツ
次に、具体的な方法と、いれる時のちょっとしたコツを教えてもらおう!
●簡単だけど特別感も楽しめる"コーヒープレス"
まずは、コーヒープレスの容量に合わせてコーヒーとお湯を注ぐ。
コーヒー全体がお湯に浸るよう、スプーンで混ぜて4分待つ。
4分経ったら、コーヒーがこぼれないように優しくプレスして完成!
渡邊さん「分量さえ守れば、誰でもおいしくいれることが出来ますよ! プレスするだけでも、"自分でコーヒーをいれてる"感も楽しめますよね」
●オフィスで飲める本格派 "パーソナルドリップタイプ"
カップの上にコーヒーの入ったドリッパーをセットして、まずコーヒーをほんの少し湿らせて20~30秒待つ。
その後、お湯を注いで、必要な量が抽出できたら、すぐにドリッパーを外す。
渡邊さん「『最後まで出さないともったいない!』と思ってしまいがちですが、ギリギリまで抽出すると、せっかくのコーヒーに雑味やえぐみまで出てしまうので、注意しましょう」
●外出先でも楽しめる"スティックタイプ"
もはや説明も不要かもしれない"スティックタイプ"。カップにコーヒーをいれ、お湯を注げば完成だ。
渡邊さん「僕は、出張に持って行ったり、ペットボトルの水に入れてアイスコーヒーとして飲んだりすることもありますよ。アレンジもできて便利なタイプです」
最後に
渡邊さん「一番大切なのは、ご自身のライフスタイルに合った方法を取り入れ、自分だけの楽しみ方を見つける事です。ぜひ、お近くの店舗のバリスタにも相談してみて下さいね」
意識しすぎてコーヒーをいれることが面倒になってしまっては元も子もないし、気が向いたときにちょっと試してみるくらいのスタートでも、会社のコーヒータイムがちょっと楽しくなるのではないだろうか。
普段からコーヒーを飲む方はぜひ、ちょっとだけ意識してコーヒーをいれて、いつもより少しおいしいコーヒーを味わってみて欲しい。
渡邊 績
2004年、大阪の店舗に学生アルバイトとして入社。大学卒業後に社員登用、ストアマネージャーとしての経験を経て、2015年より現職。昨年現地を訪問した事もあり、最近はインドネシア・スマトラ島産のコーヒーがお気に入り。
なお、全国のスターバックス店舗では、コーヒーマスターによるコーヒーの選び方やフードとのペアリングなどコーヒーをもっと身近に感じられるようなセミナーも開催している。