具体的ないれ方と、ちょっとしたコツ

次に、具体的な方法と、いれる時のちょっとしたコツを教えてもらおう!

  • シーンにあったアイテムを取り入れよう

    シーンにあったアイテムを選ぼう

●簡単だけど特別感も楽しめる"コーヒープレス"

まずは、コーヒープレスの容量に合わせてコーヒーとお湯を注ぐ。

  • コーヒー10g

    コーヒー10gに水180mlの割合で!

  • お湯を注ぐ

    お湯を注ぐ

コーヒー全体がお湯に浸るよう、スプーンで混ぜて4分待つ。

  • コーヒー全体がお湯に浸るように混ぜて4分待つ

    コーヒー全体がお湯に浸るよう、スプーンで混ぜる

4分経ったら、コーヒーがこぼれないように優しくプレスして完成!

  • コーヒーがこぼれないよう、優しくプレスしよう

    4分後にプレスして……

  • これで完成!

    これだけで完成! とてもシンプルだ!

渡邊さん「分量さえ守れば、誰でもおいしくいれることが出来ますよ! プレスするだけでも、"自分でコーヒーをいれてる"感も楽しめますよね」

●オフィスで飲める本格派 "パーソナルドリップタイプ"

カップの上にコーヒーの入ったドリッパーをセットして、まずコーヒーをほんの少し湿らせて20~30秒待つ。

  • コーヒーが湿る程度に、ほんの少しお湯を注いで20~30秒待つ

    コーヒーが湿る程度に、ほんの少しお湯を注いで20~30秒待つ

その後、お湯を注いで、必要な量が抽出できたら、すぐにドリッパーを外す。

  • 急須を使ってお湯を注いでもちょうどいいそうだ

    急須を使ってお湯を注いでもちょうどいいそうだ

  • 必要な量を抽出できたら、雑味やエグみが出ないうちにすぐに外そう!

    必要な量を抽出できたら、雑味やエグみが出ないうちにすぐに外そう!

渡邊さん「『最後まで出さないともったいない!』と思ってしまいがちですが、ギリギリまで抽出すると、せっかくのコーヒーに雑味やえぐみまで出てしまうので、注意しましょう」

●外出先でも楽しめる"スティックタイプ"

もはや説明も不要かもしれない"スティックタイプ"。カップにコーヒーをいれ、お湯を注げば完成だ。

  • もはや説明不要の"スティックタイプ"。便利さNo.1!

    もはや説明不要の"スティックタイプ"。便利さNo.1!

渡邊さん「僕は、出張に持って行ったり、ペットボトルの水に入れてアイスコーヒーとして飲んだりすることもありますよ。アレンジもできて便利なタイプです」

最後に

渡邊さん「一番大切なのは、ご自身のライフスタイルに合った方法を取り入れ、自分だけの楽しみ方を見つける事です。ぜひ、お近くの店舗のバリスタにも相談してみて下さいね」

意識しすぎてコーヒーをいれることが面倒になってしまっては元も子もないし、気が向いたときにちょっと試してみるくらいのスタートでも、会社のコーヒータイムがちょっと楽しくなるのではないだろうか。

普段からコーヒーを飲む方はぜひ、ちょっとだけ意識してコーヒーをいれて、いつもより少しおいしいコーヒーを味わってみて欲しい。

渡邊 績


2004年、大阪の店舗に学生アルバイトとして入社。大学卒業後に社員登用、ストアマネージャーとしての経験を経て、2015年より現職。昨年現地を訪問した事もあり、最近はインドネシア・スマトラ島産のコーヒーがお気に入り。
なお、全国のスターバックス店舗では、コーヒーマスターによるコーヒーの選び方やフードとのペアリングなどコーヒーをもっと身近に感じられるようなセミナーも開催している。