さて、これまでセルラー版Apple Watch Series 3のモバイル通信機能は、3キャリアから無料キャンペーンとして利用できました。しかしこれはあくまでも期間限定のキャンペーン。ドコモ、ソフトバンクは6カ月、auは180日が経過すると、現在適用されている割引がなくなり、追加の負担が発生します。

具体的な金額としては、ドコモの「ワンナンバーサービス」は月額500円、auの「ナンバーシェア」とソフトバンクの「Apple Watchモバイル通信サービス」は月額350円がかかります。

  • ドコモで契約している場合、ワンナンバー初回申込割引料が適用されています。申し込みから6カ月が経過すると、この割引料が消失するわけです

実際、2018年10月19日からApple Watch Series 3でドコモのワンナンバーサービスの利用を開始したワタシは、4月16日から500円の日割り、6月からは全額がかかります。9月22日の発売日にApple Watch Series 3を購入して、利用を開始した方は、この3月から利用料金が発生するわけです。

たかが500円、されど500円。コーヒー代程度といえばそれまでですが、チリも積もればなんとやら。携帯電話利用料金や光回線、各種ネットサービスを定期的に断舎離している筆者にとって、決して見過ごすことのできない金額です。

モバイル通信サービスの解約方法はドコモと、au、ソフトバンクで異なります。auとソフトバンクは、「Watch」アプリから「モバイル通信→(キャリア名)」と進み「i」マークをタップすると表示される、「(キャリア名)アカウントを管理」を選択し、メッセージに従って解除手続きを進めます。

ただしドコモの場合は「(キャリア名)アカウントを管理」が表示されないので、サポートセンターまたはドコモショップで手続きするか、PCやスマホで「My docomo」から解約したうえで、Watchアプリから「ドコモプランを削除」を実行しなければなりません。ちょっとメンドウですね。

  • ドコモの場合、「Watch」アプリから「ドコモプランを削除」を実行するだけでは、ワンナンバー登録情報が削除されるだけで、ワンナンバーサービス自体は解約されないのでご注意ください