CP+2018のパナソニックブースでは、今年に入って立て続けに発売された新製品を中心に展示。なかでも、ミラーレス一眼の上級機「LUMIX G9 PRO」や中級機「LUMIX GX7 Mark III」、1型センサーと光学15倍ズームレンズを搭載したスリムコンパクト「LUMIX DC-TX2」が熱い注目を集めていました。

  • パナソニックブースでは、ダンサーやアスリートらがパフォーマンスを披露。AFや連写の高速性能をじっくり試せる

パナソニックブースでまずチェックしたいのは、今年1月に発売されたハイエンドミラーレス「LUMIX G9 PRO」です。LUMIXのラインナップでは、「LUMIX https://news.mynavi.jp/article/20170224-lumix_gh5/GH5」「LUMIX GH5S」が動画のフラッグシップであるのに対して、このG9 PROは静止画のフラッグシップに位置する製品です。世界最高の手ブレ補正機構や、世界最速のAFスピードをうたう気合いの入ったモデルに仕上がっています。

  • ブースの各所には、著名な写真家の作品が大判プリントで展示され、LUMIXの絵作りの思想『生命力・生命美』をアピール

  • 静止画のフラッグシップ「LUMIX G9 PRO」。レンズキットに付属する標準ズームと合わせると重量は約978g。剛性感と高級感に満ちた外装だ

G9 PROは、独自の空間認識AFをさらに進化させ、顔や瞳の認識だけでなく人体認識にも新たに対応。連写は、AF追従で約20コマ/秒、AF固定では約60コマ/秒もの速さを誇り、手ブレ補正機構の効果は望遠側まで6.5段分相当に高まっています。こうした至れり尽くせりの高機能は、タッチ&トライコーナーで体感できます。

  • 高速移動するオモチャの人形を使って、G9 PROのAF性能と連写性能を確認できる

  • こちらは人体認識技術のデモ。人物が後ろを向いた瞬間など、顔認識AFが苦手なシーンでも確実に追従できることが体験できる

  • 夜景を再現した薄暗いシーンにて、世界最高をうたう6.5段分相当の手ブレ補正機構の実力をチェックできる

  • G9 PROは、特殊な黒顔料を採用した漆黒塗料をベースコートやトップコートに採用している

  • 数々のモックを作成し、グリップの深さや感触にも徹底してこだわったことが分かる展示

  • 極限的環境での撮影をサポートするマグネシウム製のボディシェル

  • 開発過程で作成されたプロダクトデザインのスケッチも展示していた

交換レンズについては、5月に発売されるライカブランドの新しい大口径望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」に注目です。階段の上にある望遠レンズコーナーで試写ができます。

  • 新しい大口径ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」

  • LUMIX GX7 Mark IIIに装着したLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.も展示している

  • 昨年発売された「ヨンニッパ相当」の大口径単焦点レンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8/POWER O.I.S.」も試せる

  • LUMIX Gレンズのラインアップが勢ぞろい。ブース内のレンズバーでは、G9 PROやGH5に装着して試用できる