一方のBLUE STAGEでは、フラッグシップ機「OM-D E-M1 Mark II」を中心に、ミドルクラス以上のカメラやレンズを展示。主に写真愛好会層に向けて、高速性能と機動性、高画質などをアピールしています。

  • OM-D E-M1 Mark IIのほか「M.ZUIKO PRO」レンズなどを手に取って試せるタッチ&トライコーナー

  • 鉄道模型を使ってAFや連写の性能を体感できる

  • ポートレートの体感コーナーでは、F1.2PROレンズのボケ味も確認できる

  • “ボケを極める”F1.2大口径単焦点シリーズの標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」

  • 同じくF1.2大口径単焦点シリーズの中望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」

オリンパスは、今回のCP+開催の直前に「OM-D E-M1 Mark II」や「OM-D E-M5 Mark II」のファームウェアアップデートを実施しました。その最新ファームの新機能を会場で試すこともできます。

中でも注目は、OM-D E-M1 Mark IIの新ファームウェア2.0に搭載されたフィッシュアイ補正機能です。従来は、RAW現像ソフト上でフィッシュアイ補正ができましたが、新ファームでは撮影時のリアルタイム補正に対応。魚眼特有の丸いゆがみを自動補正し、超広角レンズとして活用できます。

新ファームでは、そのほかにプロキャプチャー撮影や深度合成撮影に対応したレンズの追加、AFスモールターゲットの搭載、C-AFの性能向上などが図られています。

  • 大口径の魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」を装着したOM-D E-M1 Mark II

  • 新ファームウエアで追加されたフィッシュアイ補正の設定画面。効果は3段階から選択可能。つまり、本来の魚眼レンズのほか、35mm換算で11mm相当、14mm相当、18mm相当という3種類の超広角レンズにもなる

  • フィッシュアイ補正OFFの場合。魚眼特有のゆがみが見られる

  • フィッシュアイ補正ONにした場合。ゆがみが解消された