色や画質へのこだわりを持つ富士フイルムファンのために開かれている、セミナーやワークショップも盛況。特に、ブース奥の特設スペースで行われているワークショップは事前登録制で、多くの講座が定員にて締め切り状態となっていました。とはいえ、メインステージで行われるトークショーは席数が多く、事前予約も不要なため、こちらは当日でも十分楽しめます。
ちなみに、筆者がブースを訪れたときは、江夏由洋氏による「MKXとX-H1が作る新しいデジタルシネマの世界」についての講演が。F-LOG出力したデータにX-H1の新しいフィルムシミュレーション「ETERNA」を適用することで、より高画質を追求するなど「今だから知りたい」講演内容には、つい取材を忘れて見入ってしまいました。
多くのブースを回りたいからゆっくり講演を聴いている時間はない、けれど現像や撮影後処理に関心があるという皆さんには、Xシリーズのための新しいRAW現像ソフトウェア「X RAW STUDIO」のコーナーがオススメ。
パソコンに対応カメラを接続して使用する現像ソフトで、現像にカメラ側の映像エンジンを使用するため、撮影と同等の時間、かつカメラ内現像と完全に同等の品質でRAW現像が行えます。もちろん、バッチ現像もあっというま。