• 小貫莉奈

――それはどのような感情があふれ出た涙だったんですかね。

驚きとうれしさと……ごちゃごちゃになった涙でした(笑)。

――ステージからお父さんの姿は見えましたか?

はい。お姉ちゃんと妹もいたんですけど、発表の瞬間は号泣して叫んでたらしいです(笑)。

東京マラソン応援ムービーに出演して

――デビューしてからの初仕事は?

SNOWアプリのCM撮影です。セットもすごくて、カメラや機材がたくさんあって、見たことない世界が新鮮でした。気持ちを作ることがあまりできていなかったんですが、ポカリスエットのWEB CMではそのあたりの反省が生かされているのかなと思います。浜辺で走るシーンがあってすごく寒い日だったんですが、気持ちを作っていたら撮影中は寒さを感じませんでした。

――東京マラソンの応援ムービーですね。

東京マラソンはおじいちゃんがよく見ていました。おじいちゃん、マラソンが好きなんです。

  • 小貫莉奈

――Twitterでは、おじいちゃんと雪だるまを作ったことをツイートしていましたが、すごく仲良しですね。

親が共働きなので、小さい頃からおじいちゃんと過ごすことが多かったんです。私が出させていただいたCMも見てくれて、「かわいいね」「いい感じじゃん」と喜んでくれています(笑)。

――心温まるエピソードです。小学校の頃からマラソンは得意で、男子よりも速かったそうですね。

負けず嫌いで、男子に負けたくなくて。体育の練習でも走ることがあるんですが、そこで負けても泣いちゃう。

小貫莉奈

――ということは、先ほどの話にもあったオーディションでは多少そういう負けず嫌いな感情も?

あったかもしれません。とにかく、がんばらなきゃと思いました。

――宣材写真の眼差しにもそんな力強さを感じました。芸能界入りして、どのくらいのタイミングで撮ったんですか?

事務所に入ってからすぐ……去年の4月だったと思います。もともとはボブだったんですけど、ショートにして。でも、バスケやっててずっとショートだったんです。ボブやロングの子はたくさんいるので、自分はショートがいいのかなと。

――鋭い眼差しです。

最初の撮影だったので緊張していました。

  • 小貫莉奈

身長170センチのコンプレックスを武器に

――ポカリガールは東京マラソンを応援する役目ですが、Twitterやインスタを通じて応援される機会も増えてきたと思います。

ポカリのCMが公開された時にTwitterとインスタのフォロワーさんが増えて、すごくうれしかったです。いただくメッセージはすごく励みになりますし、その期待に応えられるように頑張りたいです。

――今回の仕事を経て、何か新しい目標は決まりましたか?

演技をすることがすごく楽しかったので、レッスンを重ねて、映画やドラマにも出られるようになりたいです。

小貫莉奈

――中学校卒業間際の作文で浮かばなかった将来の夢。今だったらどんなことを書きますか?

モデルさんや女優さんになりたいという思いはありますが、周りの人から尊敬されたり、憧れられる存在になりたいです。

――170センチという長身はタレントにとっては、大きな武器になります。

去年の4月に測ったので、まだ伸びているかもしれません。小学校の頃は身長も低くてバスケのポジションはガードだったんですが、中学校になっていきなり伸びて。学校では私より高い男子があまりいなくてコンプレックスだったんですけど、今はこの身長をモデルという仕事に生かせればいいなと思っています。

■プロフィール
2001年5月29日生まれ。茨城県出身。身長170センチ。2017年3月に開催された「超十代オーディション」で約1万5,000人の中からグランプリを受賞。Snow Corporaition「SNOW、」ソニー「aiboのいる生活」などのCMに出演。2018年2月25日開催「東京マラソン2018」のオフィシャルドリンク「ポカリスエット」のWEBムービーに出演する3代目ポカリガールに抜てきされた。Twitter:@rina_onuki0529 Instagram: rina_onuki0529