「お疲れ様です」の例文、正しい使い方
具体的にどんなシーンで使われるのか、例文で見ていきましょう。
社内ですれ違った時、挨拶代わりに
「お疲れ様です」「あ、○○さん、お疲れ様です」帰社してきた人に
「おかえりなさい、お疲れ様です」退社する時の挨拶
「お疲れ様です。お先に失礼します」「お疲れ様です!」メールや電話の出だし
「お疲れ様です。営業の○○です」退職する人へ
「長年のご勤務、大変お疲れ様でした。ありがとうございました」
いずれも社内の人への挨拶やねぎらいの言葉として使います。慣用的に使われることが多く、「お疲れ様」にはフランクな挨拶の意味合いが強いことが分かります。
目上の人にねぎらいの気持ちを表したい時には「ご苦労をおかけしました」「大変でしたね」「ご無理されませんように」「お身体にお気をつけください」など、違う言葉の方が無難です。
社外の人に対しては、メールや電話の場合は「お世話になっております」、遠くから来たお客さまには「ありがとうございます」「ご足労おかけ致しました」など、より丁寧な言葉が適しています。
「ご苦労様です」の例文、正しい使い方
社長が社員に
「皆さん、本当にご苦労様でした」上司が部下に
「資料よくできていたよ。ご苦労様」「暑い中、外回りご苦労様」「遅くまでご苦労様でした」
社内・社外、目上・目下問わず、相手への挨拶やねぎらいの気持ちをもつのは、とても大事なことです。失礼か失礼でないかだけにあまり捉われず、言葉で温かい気持ちを伝えるとよいでしょう。