NECは、2018年2月15日、東京・田町の森永プラザビルにおいて、ユーザー企業やソリューションパートナー、NECグループ社員、販売店などを対象にした「顔認証共創ソリューション展示会~こんなところにも顔認証広がる活用シーン~」を開催した。
パートナー企業が持つ製品とNECが持つ顔認証技術を組み合わせた提案など、約20種類の顔認証ソリューションが展示された。
「顔認証と聞くと、入退室などの用途が思い浮かぶが、安心・安全、働き方改革、おもてなしなどの幅広い分野で利用が進んでいる。幅広い分野に対応した最先端の顔認証ソリューションを体感できる展示会を目指した」という。
同社では、2017年4月に、AIおよびIoTの領域において、パートナーとのビジネスの共創を目指す「AI・IoTビジネス共創コミュニティ」を発足。これまでに77社が参加している。同コミュニティでは、3つのパートナープログラムを用意しているが、そのうちのひとつである「ソリューション開発プログラム/顔認証・VMS(ビデオ管理ソフトウェア)」の一環として実施したものになる。
NECが、顔認証だけに特化した展示会を開催するのは今回が初めてで、当初は、400人の来場者を予定していたものの、昨今の顔認証技術への関心の高まりもあって、来場者数は約750人に達し、会場内は、終日、多くの人で溢れかえった。
今回の展示会は、1日だけの開催であり、さらに東京だけの開催となったが、出展企業、来場者ともに好評だったことから、今後、同様のイベントの開催も検討されることになりそうだ。
出展企業は以下の通り。
アイホン、アクシスコミュニケーションズ、オービックビジネスコンサルタント、三和コンピュータ、キヤノンマーケティングジャパン、クマヒラ、グローバルソフトウェア、サイボウズ、シフト、インフォファーム、セーフィー、ドッドウエルビー・エム・エス、ニッセイコム、パトライト、ウェッジ、日立情報通信エンジニアリング、フルタイムシステム、MOBOTIX JAPAN、NECソリューションイノベータ、NECディスプレイソリューションズ、NECネクサソリューションズ、NECプラットフォームズ。