レノボ・ジャパン 代表取締役社長の留目真伸氏は、新しいThinkPadの目指す方向性について「攻めの働き方改革」と表現しています。留目社長は、「世間で言われる働き方改革は、ともすると働かせ方改革になっている現場がある」と指摘します。それでは現場が疲弊していくだけで、生産性向上も早晩限界を迎えます。

  • レノボ・ジャパンの留目社長

    「働き方改革が働かせ方改革になっていないか?」と疑問を投げかける、レノボ・ジャパンの留目社長。男前すぎて上司に欲しいですね

「従業員を主体とした本当の働き方とは何か考えたとき、クライアントの課題解決のために、従業員が良いと思うやり方で取り組めて、結果が出せることが大事だと思います。在宅勤務を認めながら、ちゃんと時間通り仕事しているか監視ツールを入れるのは本末転倒。課題の解決という目的のためなら、会社のリソースは大いに利用して、自社製品にこだわらずに他社製品やサービスも提供し、市場を回していくべきです」(留目社長)

ThinkPadは、ユーザーの多様な働き方、そして多様な課題解決の仕方に応えるために、幅広いラインナップを揃え、それぞれの製品でニーズに合うよう仕様を追求しているという訳です。

直近の3四半期でモバイル製品(Yoga含む)の出荷台数が大きく伸びており、市場全体が昨年同期比で1.5倍のところ、レノボは業界平均を大きく上回る4倍の伸長を達成したとのこと。モバイル分野における同社のシェアは過去最高に拡大しており、留目社長は「これを追い風にさらに頑張っていく」とコメントしました。

自分の働き方を変えたい労働者に向け、選択肢を広げたThinkPad。自分の目指す働き方をイメージして、それに合った製品を選びたいですね。

【表入る(20180201レノボ発表会表.xlsx)】

各製品の販売予定価格一覧(最小構成時)
ThinkPad X1 Carbon 226,000円
ThinkPad X1 Yoga 255,000円
ThinkPad X1 Tablet 254,000円
ThinkPad X280 182,000円
ThinkPad X380 Yoga 188,000円
ThinkPad T480s 178,000円
ThinkPad T480 151,000円
ThinkPad T580 174,000円
ThinkPad L380 98,000円
ThinkPad L380 Yoga 128,000円
ThinkPad L480 108,000円
ThinkPad L580 113,000円
ThinkPad ベーシック ドッキングステーション 20,000円
ThinkPad プロ ドッキングステーション 24,000円
ThinkPad ウルトラ ドッキングステーション 29,000円
ThinkPad ハイブリッド USB Type-C/USB Type-A ドック 27,000円
ThinkPad X1 Tablet プロテクター(2018年発売モデル用) 14,000円
Lenovo 65W USB Type-C トラベル DCアダプター 8,500円
ThinkSmart Hub500 149,500円