「既存」の例文、正しい使い方は?
- 「既存の施設を活用する」
2016~2017年にかけて、このフレーズを何度も耳にしたものです。東京オリンピックの各会場について「既存の施設を活用するか、新設するか」で、小池都知事とIOC・JOCとの間で意見が食い違い、幾度となく議論を重ねていました。
- 「既存のルールを徹底させる」
- 「既存店の売り上げが好調」
他にも例文はありますが、いずれも「既にある○○」という意味で使われています。「既存」という言葉は、日常会話ではあまり使うことはないでしょう。会社の書類や公文書、書籍などで目にしたりすることが多いのではないでしょうか。会議などで誰かがそれを読み上げる時、「きそん」と読むか「きぞん」と読むか、耳を傾けてみると面白いかもしれません。