ダブルフロントで派手に演出可能

Thermaltakeの「Core P90 TG」は、ユニークな"トライアングル構造"を採用したミドルタワーケースだ。壁掛け可能なオープンフレーム型なのは従来のCoreシリーズと同様だが、左側と右側を中央で分離。そこで90°折り曲げた構造になっており、多面的なドレスアップが可能になった。TSUKUMO eX.での価格は23,738円。

  • Thermaltakeの「Core P90 TG」。5mm厚の強化ガラスを搭載し、17.2kgと重い

  • グラフィックスカードの垂直配置に対応。ライザーケーブルは付属している

左側にはマザーボード(ATX)、グラフィックスカード(最長32cm)、電源、そして右側にはストレージ(3.5インチ×2+2.5インチ×3)、ラジエータ(最長48cm)などを搭載する。ストレージはそのほか、三角柱の本体内にも2.5インチ×2が搭載可能だ。モジュラーデザインを採用しており、カスタマイズ性も高い。

  • 本体の内部。配線スペースに使えるほか、2.5インチ×2も搭載可能

  • 横置きも可能。ただし、広いスペースが必要な上、モノも置けない

ハイエンド対応の小型Mini-ITXケース

DAN Casesの「A4-SFX v2」は、7.2リットルの小型Mini-ITXケースながら、フルサイズのグラフィックスカードが搭載可能というもの。CPUクーラーの高さは48mmまでという制約があるものの、コンパクトなゲーミングマシンの構築などに良いだろう。カラーはブラックとシルバーの2色。TSUKUMO eX.とオリオスペックでの価格は38,858円。

  • DAN Casesの「A4-SFX v2」。本体サイズは200(H)×112(W)×317(D)mmだ

  • TSUKUMO eX.の展示機には、マザーボードなどが格納された状態になっていた

  • 2スロット厚のグラフィックスカードを格納可能。ライザーケーブルは3M製

  • 電源はSFXに対応。展示機ではCPUクーラーにCRYORIG「C7」が使われていた