リフレッシュモデルに位置付けられている2018年1月発売モデルはボディ形状、ディスプレイ、端子構成に変更はない。

天面にはマグネシウム合金、キーボード面には東陽理化学研究所製のフラットアルミパームレストを採用。ディスプレイはIPS液晶相当の13.3型ワイド(1,920×1,080ドット、166ppi、16:9、アンチグレア、非タッチパネル)を搭載。

インタフェースはUSB 3.0 Type-A×3(内ひとつは給電機能付き)、HDMI、D-Sub、3.5mmヘッドセットジャック、ギガビットイーサネット、SDメモリーカードスロット、microSIMカードスロット(LTEモデルのみ)が用意されている。

なお外観・形状は変わらないが、VAIO TruePerformanceを導入するにあたってサーマル部品が追加されているため重量が10g微増している。また第8世代CPUへのアップグレードに伴い、バッテリ駆動時間が30分低下している。実用上問題となるほどの違いではないが留意しておこう。

  • 本体天面。下がディスプレイヒンジ部。アンテナ類は上部に内蔵されている

  • 本体底面は基本的にフラットな構造。上部左右のスリットはステレオスピーカー

  • 本体前面

  • 本体背面。オーナメントの左右にはディスプレイを開けた際にテーブル面と設置する樹脂製パーツが設けられている

  • 本体右側面。左からSDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-A×1、HDMI、ギガビットイーサネット、D-Subが装備されている

  • 本体左側面。左から電源端子、冷却口、ケンジントンロック、USB 3.0 Type-A×2、3.5mmヘッドセットジャックが配置されている

  • ディスプレイ面。上部には内蔵カメラ(92万画素)と内蔵デュアルマイクが配置されている

  • VAIO S13のディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット。映り込みの少ないアンチグレア仕様で、IPS液晶と同等のディスプレイパネルが採用されている

  • キーボード面。指紋認証システム搭載モデルには、カーソル下にセンサーが配置されている

  • キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.2mm。キーとキーの間にすき間のあるアイソレーションキーボードが採用されている。なお英語キーボードでもキーピッチ、キーストロークは変わらない

  • もちろんバックライトを内蔵。「VAIOの設定」から「つねに点灯」、「キーを押したときに点灯」、「点灯しない」の3つの設定を選べる

  • LTE搭載モデルには底面ヒンジ側にmicroSIMカードスロットが用意されている

  • 指紋認証センサーはタッチ式。指を滑らせる必要はない

  • 付属のACアダプターは従来モデルと同じ。充電用のUSB Type-A端子が用意されている

  • ACアダプターの仕様は、入力100-240V~1.2A、出力10.5V/3.8A、5.0V/1.0A、容量45W

  • 本体の実測重量は1051.5g

  • ACアダプターの実測重量は237.5g

■試用機の主な仕様   [製品名] VAIO S13   [CPU] Intel Core i7-8550U(1.80/4.00GHz)   [メモリ] 16GB(LPDDR3-2133 SDRAM)   [グラフィックス] Intel UHD Graphics 620(300MHz/1.15GHz、CPU内蔵)   [ストレージ] 512GB SSD(PCIe NVMe、SAMSUNG MZVKW512HMJP-00000)   [光学ドライブ] ―   [ディスプレイ] 13.3型ワイド(1,920×1,080ドット、166ppi、16:9、アンチグレア、非タッチパネル)   [OS] Windows 10 Pro 64bit   [インタフェース] USB 3.0 Type-A×3(内ひとつは給電機能付き)、HDMI、D-Sub、3.5mmヘッドセットジャック、ギガビットイーサネット、SDメモリーカードスロット、microSIMカードスロット   [通信機能] IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1、WAN(LTE、3G)   [サイズ/重量] W320.4mm×D216.6mm×H15.0~17.9mm/約1.06kg   [バッテリ駆動時間/充電時間] 約11.0~12.0時間/約3時間