これだけだと、なんだかCES 2018はワイヤレスオーディオの話題で持ちきりで、マニアも気になるハイエンドクラスのヘッドホンやイヤホンが全然発表されなかったように見えるかもしれないですね。安心してください。活きの良い超弩級モデルも見つけてきました。
ゼンハイザーからは密閉型ヘッドホンのフラグシップモデル「HD 820」が発表されています。高級オーディオヘッドホンというジャンルの生みの親とも呼ばれるゼンハイザーの"レジェンド"、「HD 800」を受け継いだ、驚くほどに透明感と解像度の高い音を密閉型で実現しています。欧米では初夏ごろに2,399ドル (約26万円)で発売を予定しています。
-
ゼンハイザーが夏頃に発売を予定している密閉型ヘッドホンのフラグシップモデル「HD 820」
AKGの「N5005」は4ウェイ・5ドライバーのハイブリッド型イヤホン。ブランドの新しいフラグシップに君臨するモデルは日本でも3月ごろに発売予定。価格は10万円前後の見込みです。
-
AKGのマルチドライバー搭載ハイブリッド方式のフラグシップイヤホン「N5005」
ソニーからはハイレゾヘッドホンの超定番モデルが「MDR-1AM2」としてアップグレードされます。音質の改善、200gを切る超軽量設計は要注目。
-
ソニーの超定番ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1AM2」
そしてオーディテクニカからはフルデジタル伝送という独自のアプローチと、aptX HD対応によるハイレゾに迫る高音質を特徴とするワイヤレスイヤホン「ATH-DSR5BT」が控えています。CESの熱気もまだ覚めやらない陽春以降、ファンの方々にとっては新製品のチェックに忙しい日々が始まりそうです。
-
オーディオテクニカのデジタル伝送に対応したワイヤレスイヤホン「ATH-DSR5BT」
