12月といえば年末商戦。暮れに発表された各社のスマートスピーカーが入り乱れ、激しいセールス合戦を繰り広げ……と思いきや、意外にも平穏な展開となった2017年12月。スマートスピーカー周りではいったいどんなニュースがあったのか、12月を振り返ってみます。

Googleアシスタント対応スピーカー「JBL LINK」発売

11月までにGoogle HomeとAmazon Echoが国内でリリースされ、新製品ラッシュは一息ついた感がありますが、この12月も各社からスマートスピーカーの新製品が複数リリースされました。

  • JBL LINK

    JBL LINK

ひとつは、ハーマンインターナショナルの「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」です。10月に発表されていたGoogleアシスタント対応のスマートスピーカーで、その時点では2017年内発売とされていましたが、この12月に店頭に並びました。

両モデルともバッテリー内蔵で持ち歩くことができ、かつIPX7の防水性能を備えていることが特徴です。すでに発売済みのソニー、オンキョーと合わせて、Googleアシスタント対応のスマートスピーカーはそのラインナップを着々と拡充しつつあります。

LINEキャラ型のキュートなClovaも……

  • Clova

    Clova Friends

一方LINEからは、10月にいち早く韓国で発売されていた「Clova Friends」が国内でも発売されました。iOSアプリの審査が間に合わず、発売日から数日遅れての投入になるトラブルもありましたが、ひとまずこれで当初発表されていた同社スマートスピーカーのラインナップは出揃ったことになります。また同社は21日に「Clova公式サイト」なる専用ポータルをオープンしています。