お気に入りの腕時計を持っている人ほど、スマートウォッチやスマートバンドは試しにくいもの。そんな悩みを解決してくれるのが、手持ちの腕時計をスマートウォッチ化するソニーの「wena wrist (ウェナリスト)」です。今回は、2017年12月に発表された第二世代の「wena wrist pro (ウェナリストプロ)」を年末年始にかけて試用しました!
なお、今回は腕時計のヘッド部分である機械式時計「wena wrist head WH-TM01」(以下、head)も同時に試用していますが、本稿ではバンド部分の「wena wrist pro WB-11A/S」に焦点を当てていきます。
まずは取り付けから
まずはwena wrist proにheadを取り付けて、腕時計らしい体裁を整えました。取り付けはバンドのエンドピースのレバーピン(留め具)でheadの上下に固定するだけ。工具を使わずにカンタンに着脱できます。
バンドの長さは、付属の7mmと11mmの調整コマで調節します。こちらはheadの取り付けほどカンタンではありません。取扱説明書ではユーザー自身で行わず、時計修理店に依頼するように注意書きされているので気を付けてください。
筆者も一応試してみましたが、やはり専用工具か相当な慣れが必要と判断。結局修理店にお願いすることにしました。料金は店によって異なりますが、今回は1,000円で対応してもらえました。
ヘッド部には自分のお気に入りの時計を装着できます。取り付け部のサイズ(ラグ幅)は22mm。18mmと20mmのエンドピースも別売で用意しているので、ほとんどの紳士用時計が取り付けられるはずです。