ちなみにこのEcho、発表された11月8日の時点で、数多くの日本語対応スキルが同時発表されたことでも注目を集めました。当日告知されたスキルの数はなんと265種類にも及んでおり、会場で配布された資料(PDF)は、企業名とスキルの名前を羅列しただけのリストながら、実に4ページにも及んだほど。
すでに10月時点で2万件を超えるスキルが存在する海外と比べると微々たる数ですが、まだ日本国内で実績のない製品にパートナー各社がこれだけのスキルを用意したというのは、期待値の高さを物語っていると言えます。なおこれらスキルの発表にあたっては独自にリリースを出す企業も多かったことから、相当な数のリリースが届き、どこまでを単体のニュースとして記事化するか、判断に困ったメディアも多かったとか。
Alexa対応スピーカーも続々発表
Amazon Echoの発表に合わせて、複数のメーカーから互換スピーカーも発表されました。
アンカー・ジャパンは、同社の「Enfy」ブランドで、Amazon Alexa対応スピーカー「Eufy Genie」を年内に発売すると発表。製品としては「Echo Dot」に相当する小型モデルで、税込4,980円というリーズナブルな価格が特徴です。また同社ではスマートオーディオブランド「Zolo」でも、Alexa対応のスマートスピーカーを発売予定としています。
また、ハーマンインターナショナルとオンキヨーも、Alexa対応スピーカーの投入を発表しました。前述のアンカー・ジャパンの製品も含め、いずれもAmazon Echoと同様に招待制での販売となりますが、12月28日の時点ではいずれの製品もまだ出荷に至っていないようで、年明けに持ち越しとなったようです。