Surface Book 2には、キーピッチが実測で約19mmの84キー日本語キーボードが採用されている。最上段はデフォルトで輝度調整、再生/停止、ミュート、ボリューム、キーボードバックライト調整キーとして機能し、Fnキーと組み合わせることでファンクションキーとして働く。

  • Surface Book 2、実機レビュー

    キーピッチ実測約19mmの84キー日本語キーボード。英語キーボードモデルは用意されていない

キーボード自体の剛性は非常に高い。キーストロークは公表されていないが、クラムシェル型ノートPC用キーボードとしては標準的な深さだ。個人的な感覚では、Surfaceシリーズで採用されているType Coverより快適に文字入力できた。タイピング音も低めの音質と感じる。

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    手の長さ約20cmの筆者でも狭苦しさを感じることなく高速タイピングできる。打鍵感は良好。タイピング音は低めなので、よほど強く叩かない限りは周囲に迷惑をかけることはない

W105×D70mmのタッチパッドは1枚板のダイビングボード構造が採用されているが、節度あるクリック感で操作性は良好だ。もちろんマイクロソフト製なので、Windows 10の高精度タッチパッドに対応しており、すべてのジェスチャーを利用できる。ファイルをドラッグアンドドロップでコピーさせるような細かな操作もストレスなく可能だ。

ディスプレイの輝度・色域などは公表されていないが、コントラスト比1,600:1の13.5インチPixelSenseディスプレイは、屋外でも十分な明るさを備え、発色も実際の色に忠実。広告クオリティーの写真現像をするような用途でなければ、色調整の必要はないだろう。

  • Surface Book 2、実機レビュー

    キーボードバックライトは3段階で明るさを調節できる。もちろん不要なときは消灯可能だ

  • Surface Book 2、実機レビュー

    13.5インチPixelSenseディスプレイは輝度・発色ともに申し分なし。赤や緑の微妙なグラデーションも綺麗に発色されている