さる11月9日、カシオの耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の35周年を記念したイベントが米国ニューヨークで盛大に催されました。世界イベント、会場はあのマディソン・スクエア・ガーデン。豪華ゲスト陣を迎え、カルチャーの殿堂が熱い一体感に包まれた、華々しい一日をレポートします。

  • G-SHOCK 35th Anniversary「NEW YORK SHOCK THE WORLD」

    展示入り口のG-SHOCKネオン

ここはマンハッタン34丁目、マディソン・スクエア・ガーデン(以下、MSG)の<シアター>。摂氏4度というこの秋一番の冷え込みをものともせず、地元NYをはじめ、全米そして海外からメディアや業界関係者が朝から続々と訪れました。

  • G-SHOCK 35th Anniversary「NEW YORK SHOCK THE WORLD」
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  • 会場はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン

受付でチェックインし、そのままエスカレーターに導かれて<シアター>の内部へ。両脇にはG-SHOCKやNYのイメージビジュアル、インスタント写真のコーナーなどが次々現れ、来場者の目を奪います。その先には、歴代のG-SHOCKモデルのコーナーが! 息をこらしてレアなヴィンテージモデルを見つめる人々の熱気たるや…!

さらに足を進めると「2017 NY G-SHOCK」とのゴールドネオンがまぶしく輝く展示会場が現れました。半円形のスペースには、G-SHOCK MR-Gをはじめとする最新モデルが続々と。MUDMASTERやRANGEMAN、GULFMASTERにGRAVITYMASTER、SankuanzやPigalleとのコラボモデルなどがズラリ並びます。

振り子の勢いでG-SHOCKに5kgのハンマーを打ちつける衝撃耐久テストの実演があるかと思えば、威風堂々たる戦国武将の甲冑が展示されていたり。その横にはもちろん、日本を代表する槌起師・淺野美芳(あさの・びほう)による槌起を施した、世界限定版のMR-Gがディスプレイされています。

  • G-SHOCK 35th Anniversary「NEW YORK SHOCK THE WORLD」
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  • G-SHOCK 35th Anniversary「NEW YORK SHOCK THE WORLD」
  • G-SHOCKのディスプレイ(クリックで拡大)

展示会場のほぼ中央に目をやると、カラフルな柱が……? いえ実はこれ、古いスケートボードを接ぎ合わせたアート作品<モノリス>なんです。作者のHAROSHI(ハロシ)は海外で絶大な人気を誇る日本人アーティストですが、まさかココでその作品に出会えるとは!

  • G-SHOCK 35th Anniversary「NEW YORK SHOCK THE WORLD」

    アート作品「モノリス」

G-SHOCKに込められた、伝統からモダンへと続く、日本人の高い美意識とものづくりの精神が、製品とともに体験できる空間でした。