ライフボートは、リモートサポート、リモート操作、オンライン会議などを可能にする「TeamViewer 13」の販売を開始した。TeamViewerであるが、遠隔地のPCやデバイスを直接、操作したりすることが可能となる。バージョンナンバーが示すように、歴史のあるものだ。その特徴として、
- 全世界で13億台以上にインストール
- 接続先端末は無制限
- 買い切りライセンス
- Windows以外のOSにも対応するマルチプラットフォーム対応
- 暗号化、アクセス保護、2段階認証などの高いセキュリティ機能
があげられる。本稿では、TeamViewerの基本機能を紹介したい。今回のバージョンアップでは、以下の機能が追加・強化された。
- iOSの画面共有 - iPhone/iPadのリモートサポートが可能に
- Androidアプリの一新
- Android Hostの省電力モード
- QuickSupportのアップグレード
- ファイル転送の改善
- 重要資産管理機能 - リモート接続せずに、接続先デバイスの情報を管理
- 最近の接続の管理 - 最近アクセスしたデバイスに簡単に再接続
- リモートデバイスダッシュボードの改善
- GPUによるハードウェアアクセラレーションのサポート
- Macのマルチモニタサポート
- リモート印刷の改善 - macOSでのリモート印刷をサポート
- 強制セッションレコーディング機能
TeamViwer 13のインストール
開発元のTeamViewer社では、最新バージョンを無料公開している。個人・非商用であれば、製品版と同じ機能を使うことができる。法人ユーザでも、評価版としての利用が可能なので、試してみるとよいだろう。今回は、正式版のリリース前に執筆しているため、β版でリモート操作を行うところまでを解説したい。まずは、TeamViewreのWebページからダウンロードを行う。
その下に、操作されるPC用のTeamViewer QuickSupportとオンライン会議用のTeamViewer QuickJoinがある。こちらもダウンロードしておこう。ダウンロードしたTeamViewerQS.exeを実行する。セットアップが起動する。
試用を行うのであれば、とりあえず[TeamViewerの用途]で「個人/商用以外」を選ぶ。[同意する - 終了]をクリックするとインストールが行われる。
多分、それほど時間がかからずインストールは終了する。次いで、簡単なガイドが表示される。
はじめてならば、確認しておこう。デスクトップに配置されたショートカットアイコンから、TeamViewer 13を起動する。
遠隔操作するPCやデバイスなどを管理するコンピュータ&パートナーが右に表示されている。まずは、ここでアカウントを作成しておこう。[登録]をクリックする。
名前やメールアドレスなどを適切に入力しよう。次に、個人的なパスワードの設定となる。
こちらも適切に設定する。以上で、ウィザードが完了する。
以上で、操作するPCのインストールは完了である。
次に操作される側のPCでTeamViewer QuickSuppportを起動し、接続を行う。