働く若者のマネープラン
次に、働く若者のマネープランの状況を探った。
将来の備えとして「定期預金での積み立て」を行なっている人は29.3%、「生命保険・医療保険の加入」は40.1%、「個人年金保険の加入」は22.5%、「確定拠出年金での運用(企業型も個人型も含む)」は11.4%、「投資での運用(株、投資信託、外貨預金、金・プラチナなど)」は14.9%、「自己投資」が13.4%と、定期預金や各種保険といった手堅い方法で将来に備えている人が多かった。
現在の預貯金額については、「100万円以下」(59.0%)が過半数となった一方で、「500万円超~1千万円以下」(6.3%)や「1,000万円超」(5.4%)など、高額の預貯金が出来ている人もみられ、預貯金の平均額は503万円、中央値は100万円となった。
また、確定拠出年金での運用を行っている137名に対し、最近1年間で拠出した額を聞いたところ、「1万円~6万円以下」(30.7%)や「6万円超~12万円以下」(29.2%)、「12万円超~24万円以下」(17.5%)が多く、平均額は13.6万円だった。
さらに、投資を行っている179名に、最近1年間で投資した原資額を聞いたところ、「1万円~10万円以下」(25.7%)や「50万円超~100万円以下」(21.2%)が多く、平均額は98.6万円、中央値は50万円となった。