「MONO」、「AQUOS sense」、「らくらくスマートフォン me」の3機種は、月額利用料金から毎月1,500円が割り引かれる新プラン「docomo with」の対象機種となる。吉澤氏によると、多くのユーザーから「docomo with」対象機種追加の要望があったとのことで、その声に応える形で今回の冬春モデルの3機種と夏モデルの対象2機種(Galaxy Feel、arrows Be)を合わせ全5機種が対象端末になった。
「docomo with」は、同じスマホを長く使うユーザーに最適なプランのため、シニアユーザーの利用が多い「らくらくスマートフォン me」が対象機種となっているのはうれしいポイントだ。ちなみに、今回の新製品として「Galaxy Feel」の新色オーロラグリーンも発表されている。
未来を見据えた意欲作からコラボモデルまで多彩な端末が登場
そして、今回発表された新製品の中で、もっとも注目を集めていたのが「M(エム)」だ。ディスプレイを2つ搭載した折りたたみ式の端末で、画面を開いて2画面構成にすると大画面スマホとして利用できる。Android 7.0で搭載されたマルチウィンドウ機能を利用して、複数のアプリを並べて表示させたり、2つの画面を合わせた大画面で動画を鑑賞したりと他の端末ではできない使い方が可能な意欲的な端末だ。ドコモ主導によるグローバル展開が進められており、すでにVodafone、AT&Tでの取り扱いが決まっていると吉澤氏。
さらに、荒木飛呂彦氏の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の30周年記念スペシャルモデル「JOJO」と、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念した限定モデル「Disney Mobile on docomo」といったコラボモデルも発表された。「JOJO」はハイスペックモデルの「V30+」をベースに構成され、ジョジョファンならば喉から手が出るほど欲しくなる端末といえる。発売は2018年1月以降で12月に詳細を発表する予定だという。「Disney Mobile on docomo」は、オリジナルカバーや特別デザインの化粧箱、さらに限定コンテンツも用意されたゴージャスな製品。こちらも2018年1月以降の発売予定で、ディズニーファンには垂涎の逸品となるだろう。
また、スマートスタイラスペンが付属し、高精度な手書き入力や音声操作が行える「arrows Tab」と、ユーザーからの要望に応え防水・防塵機能を搭載した新型「dtab」のタブレット2製品も発表された。どちらも、単に基本スペックを上げるのではなく、“より便利に使いやすく”するための機能を充実させた製品で、持ち歩いてタブレットを活用したいユーザーにとっては、見逃せない端末となっている。